副腎が元気だと“痩せるホルモン”が分泌!腎臓&副腎のお疲れ度チェック

「痩せにくくなった」や「朝起きるとむくみがひどい」などといった症状は、腎臓や副腎が疲れているサインの一例。

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写真/アフロ

2つの臓器が健康になれば、代謝がアップし、むくみも解消。さらに、太りにくい体まで手に入る。薄着の季節が来る前に、腎臓&副腎を元気にする“腎活”をはじめませんか?

ダイエットには腎臓の健康が不可欠

「腎臓とダイエットには深い関係があります」と語るのは、金町脳神経内科・耳鼻咽喉科院長の内野勝行さん。

腎臓は横隔膜の下にある、そら豆のような形をした左右一対の臓器。重さ130gほどと小さいけれど、老廃物が溜まった血液をろ過し、尿で排出するという重要な役割を担っている。

「腎臓が疲れていると、老廃物がきちんと排出されず、血液がドロドロになってしまいます。その結果、血行が悪くなって、体温が低下。基礎代謝まで下がるため、痩せにくい体を作ってしまうのです。このような循環の悪い体では、どんなにがんばってダイエットをしても効果は期待できません」(内野さん)

さらにダイエットの大敵であるむくみも、腎機能の低下に大きな原因があるという。腎臓は尿の量を調節して体内の水分をコントロールしているため、腎臓が弱ると体内の水分調整がうまくできなくなり、むくんでしまうのだ。

【次のページで、「腎」のお疲れ度をチェック!】

ダイエットをするには腎臓の健康が不可欠。冷えや食生活の乱れ、睡眠不足や運動のしすぎなどは腎臓へ負担がかかるため、生活習慣を整えることが大切といえる。

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写真/アフロ

あなたは大丈夫?「腎臓&副腎」お疲れ度チェック!

□ 疲れがなかなか抜けない
□ 睡眠不足ぎみ
□ いつもの靴や指輪がきつくなった
□ 頻尿である
□ 白髪が増えた
□ 尿の色が濁っている
□ まぶたがはれぼったい
□ ストレスを感じている
□ 貧血気味
□ 喫煙している
□ 血圧が高い
□ お酒をよく飲む
□ 冷え症である

上記のリストをチェックして、3つ以上当てはまる場合は、腎臓や副腎が疲れている可能性が。

腎のツボを刺激して痩せやすい体質に

とはいえ、生活習慣の見直しは大変。でも、六本木・寺林治療院院長の寺林陽介さんによると、1日たった1分の「腎マッサージ」で、腎臓の疲労は癒せるとか。

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写真/政川慎治

「東洋医学では、腎臓と副腎を『腎』と呼びます。おへそまわりや背中にある腎のツボを刺激すると、腎臓と副腎の疲労回復に効果的です」(寺林さん)

腎臓の疲れがとれると、血流がよくなって冷えが改善され、基礎代謝もアップ。さらに、お腹や腰をもむことでウエストが細くなるうえ、腸も刺激されるので快便にもつながるのだ。

→「腎マッサージ」のやり方は、【こちら】

副腎が元気になると“痩せるホルモン”が分泌される

また「腎マッサージ」を行うと、腎臓だけでなく副腎の調子も整う。副腎は血圧や血糖、塩分などの体内環境を一定の状態に保つためにホルモンを分泌する臓器。ストレスを感じたときに抗ストレスホルモンを出して、身を守ろうとする働きもある。

「ストレスにさらされている現代人は、約7割が副腎疲労の状態にあります」(内野さん)

しかし、この副腎疲労を解消すると、脂肪燃焼を促すアドレナリンや、代謝を高めるDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)などのホルモンが分泌されて、痩せやすい体になるのだという。

「DHEAは“若返りホルモン”とも呼ばれ、肌の調子をよくしたり、体を疲れにくくする効果もあります。加齢とともに分泌量が減少し、40~50代になると20代の30%ほどの分泌量になってしまいます。『腎マッサージ』で副腎を元気にして、DHEAの分泌を促しましょう」(内野さん)

痩せ体質を実現するために、生活習慣を見直すとともに「腎マッサージ」を実践しよう!

※女性セブン2017年3月30日・4月6日号

 

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