ブルーエアの空気清浄機を試したら高機能でお手入れもラク、コスパ抜群だった【スマート家電レビュー】

まだまだ花粉、そして黄砂なども吹き荒れるこの季節。免疫力が落ちている人は、花粉などによる症状や肌荒れにも悩まされているのではないでしょうか。そんなときに頼りにしたいのが、空気清浄機。とはいえ、すでに部屋中にいろいろな家電製品が置かれていて、置き場所に困るという人もいるでしょう。

ブルーエア『Blue 3000シリーズ(Blue 3210/3410)』のグレー

そこで、家電ライターの田中真紀子さんがおすすめするのが、コンパクトでありながら機能性にも優れた、ブルーエアの空気清浄機『Blue 3210』と『Blue 3410』(以下『3210』、『3410』)。主な除去物質は、PM2.5、ほこり、花粉、ペットのふけ、かび、ダニ、バクテリア、たばこの煙、調理臭などです。

高機能でありながら導入しやすい価格とコンパクトなデザイン

「日本ではまだなじみが薄いかもしれませんが、ブルーエアは、スウェーデンの空気清浄機専業メーカー。きれいな空気の供給率を測る世界基準*1(クリーンエア供給性能に関する基準)とされる『CADR』でNo.1*2を獲得するなど高く評価されています」(田中さん・以下同)

*1:米国家電製品協会(AHAM)によるクリーンエア供給性能に関する基準CADRが、アメリカ、カナダ、中国、韓国などで利用されていることから事実上の世界基準とする。
*2:米国家電製品協会が定めるCADR(クリーンエア供給率)の公開値でブルーエア600シリーズが最高値以上を取得。

◆プレミアムモデルでなくても申し分ない性能

プレミアムモデルとして、0.03㎛(マイクロメートル)というウイルスレベルの超微粒子まで99%以上除去する『Blueair Protect(ブルーエアプロテクト)』シリーズがありますが、田中さんは、カジュアルモデルの『3210』『3410』を推薦。それでも充分機能的だと話します。

ブルーエア『Blue 3000シリーズ(Blue 3210/3410)』が空気清浄しているイメージ図

「どちらも2~3万円台で比較的購入しやすい価格でいながら、ブルーエアの基幹テクノロジーである『HEPAサイレントテクノロジー』を搭載し、0.1μm以上の微粒子を99.97%除去*3できる性能を備えています」

*3:Camfil 社による実証データ。実際の効果は、部屋の状況や使用方法により異なる。

実際、使用前後の変化は感じられたのでしょうか。使用感など5つの視点で、レビューしてもらいました。

【使用感】使い始めてから、かび臭さが気にならなくなった

本製品は、円筒形のメインフィルター本体に布製のプレフィルターを被せ、その上にファンを乗せたシンプルな構造。

「まずこのプレフィルターがかわいい。北欧ならではのスモーキーな5色展開で、1枚2750円でプレフィルターだけ着せ替えることもできます。私は小さな事務所に置いているのですが、インテリアに合わせてピンクのプレフィルターをチョイスしました。

本体サイズも、35畳までの『3410』で高さ52cm、15畳までの『3210』が高さ42.5cmと、ゴミ箱かそれより少し大きいくらいで、狭い部屋にもスッキリ置けます」

本製品は、円筒形のメインフィルターが360度から室内の空気を吸い込み、天面からきれいな空気を吹き出します。では、その効果は?

「事務所がアパートの1階のせいか、かび臭が気になっていましたが、こちらを24時間稼働するようになってから当初気になっていた部屋にはいったときのこもり臭やかび臭がほとんど気にならなくなりました」

と、使用前後で変化はちゃんと実感できているそう。

ブルーエア『Blue 3000シリーズ(Blue 3210/3410)』の電源を押す手元

操作も非常にシンプル。

「天面にある電源ボタンを押したら、自動で運転スピードを調節するオートモード、低速、中速、高速の4種類から選ぶだけ。空気の状態は、前面にある小さなランプの色で表示され、汚れている(赤)、ふつう(オレンジ)、きれい(青)とひと目でわかるので、基本的にはオートモードで使用し、夜間に静かに使いたいときは低速、ニオイや空気の汚れが気になるときは高速で使っています。とはいえ、大体はオートモードでこと足りるので、ほとんど触ることがありません」

なお、空気清浄機は運転音が気になる人もいますが、その点も問題なし。

「オートモードにしていると、基本的に低速モードで運転することが多く、ついているのか心配になるほど静かです。上に手をかざすと風が出るので稼働しているのがわかります。たまにバタバタと動いたり、掃除機をかけたりすると稼働音がアップするので、センサーもちゃんと働いてくれている安心感もあります。事務所にいるときは、デスクの近くに置いて、できるだけきれいな空気を吸おうと思っています(笑い)」

【手軽さ】面倒なフィルター洗浄は不要

多くの空気清浄機は、通常、こまめなお手入れをしないと性能が落ちていますが、ブルーエアはその必要なし。

リビングに置かれたブルーエア『Blue 3000シリーズ(Blue 3210/3410)』が空気清浄しているイメージ

「ブルーエアは半年ごとにフィルターを丸ごと交換すれば新品時の清浄性能を維持できるので、基本的なお手入れはほとんど不要です。交換時期は、本体天面のLEDランプが赤色に表示されるで、“そういえば交換時期が過ぎていた”という心配もありません。布製プレフィルターも洗濯できるのでお手入れも簡単です」

また、個室から個室へと持ち運ぶ場合、15畳までが目安の『3210』は、重量が約1.7㎏と比較的移動しやすいのも安心です。

【時短】お手入れの時間はほぼゼロ

操作は、ボタンを軽く触るだけ。問題は、お手入れにかかる家事の時間。

「前述の通り、本製品はフィルターを新品に交換するだけ。つまりお手入れの手間は、半年に1回だけなので、ほとんどかかりません。その点では、時短といえるかもしれません」

【コスパ】半年ごとにフィルターを買い替える必要あり

価格は、35畳までの『3410』は3万8500円、15畳までの『3210』が2万4200円。

リビングのソファ周辺で犬と女の子と男性と女性がくつろいでいる。横にはブルーエア『Blue 3000シリーズ(Blue 3210/3410)』が置いてある

「これだけの高性能で、この価格なのでコスパはいいと思います。ただしメインフィルターは、6か月に1回*4交換する必要があります。交換フィルターは『3410』で1個7700円、『3210』で4400円です」

*4:24 時間使用した場合の目安。

【意外性】2~3万円台なのに高性能

意外性は、手が届きやすい価格でいて、性能が高いこと。

「高性能な高級空気清浄機のメーカーにもかかわらず、2~3万円台と購入しやすい価格の空気清浄機もラインナップされているのが意外です。本モデルにもハイエンドモデルに搭載されている、0.1μm以上の微粒子を99.97%除去できる『HEPAサイレントテクノロジー』が搭載されるなど、同価格帯の中ではレベルが違います」

ブルーエア『Blue 3000シリーズ(Blue 3210/3410)』の5色が一列に並んでいる

リビングには、35畳までが目安の『3410』を、寝室には15畳までが目安の『3210』と、部屋ごとに空気清浄機を置きたい場合も、手の届きやすい価格なので取り入れやすいでしょう。

【データ】

ブルーエア『Blue 3000シリーズ(Blue 3210/3410)』
(日本総代理店:セールス・オンデマンド)
ブルーエアストア価格:3万8500円(税込)(『Blue 3410』)、2万4200円(税込)(『Blue 3210』)
販売場所:家電量販店、ブルーエア楽天市場店、Amazon、ブルーエア公式PayPayモール、公式ブルーエアストア
https://www.blueair.jp/

教えてくれたのは:家電ライター・田中真紀子さん

田中真紀子

白物家電・美容家電を専門とするライター。雑誌やウェブなどの多くのメディアで、新製品を始めさまざまな家電についてレビューを執筆している。
https://ameblo.jp/makiko-tanaka89/

取材・文/桜田容子

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