雅子さんのことはぼくが一生全力でお守りしますから――プロポーズのお言葉通り、天皇陛下(60才)は誰よりもお近くで、皇后雅子さま(57才)を支えてこられた。2月23日は天皇陛下の61回目のお誕生日。この日を目前に控えたいま、ご結婚からは10000日以上の時が流れた。国民を、ご家族を、全力で守り続けた陛下の歩みを振り返ります。今回、紹介するのはご誕生から、雅子さまとの新婚時代まで。
2020年2月 60才のお誕生日写真
昨年のお誕生日に公開された両陛下のご近影。自然な笑みで向き合われるお姿から、ご夫婦仲のよさが伝わる一枚。

写真/宮内庁提供
1960年6月 お箸初め式用写真
1960年2月23日にご誕生。美智子さまのご意向で、ご懐妊に際しては母子手帳が発行されたという。写真はお箸初め式のもの。ふっくらとしたお顔が、なんともかわいらしい。

写真/共同通信社
1963年2月 3才のお誕生日写真
3才のお誕生日では、東宮御所内の鉄棒で遊ばれるお姿が公開。「足腰の強い子に」という父の上皇陛下の思いに応えるよう、活発にお育ちになった。

写真/共同通信社
1966年11月 学習院大学祭へ
ご学友と一緒に学園祭をご覧に。普段と違った賑わいに、思わず満面の笑みがこぼれる。

写真/共同通信社
1974年8月 オーストラリアご滞在
14才で初めての海外ご滞在。オーストラリア・メルボルン郊外にあるポイントロンズデールで15日間を過ごされた。サングラス姿で“大人の男”に。

写真/時事通信社
1979年10月 学習院大学の定期演奏会
学習院管弦楽団の定期演奏会で、凜々しい表情でビオラを弾かれる。陛下はいまでもビオラを愛好され、その腕前はプロ級だそう。

写真/時事通信社
1983年12月 英・オックスフォード大学ご留学
「寮の部屋ごと、記念に持って帰りたい心境です」と帰国後の会見で語られるほど、充実した日々だった英国留学。「初めの頃は失敗ばかり。洗濯機に下着を詰め込みすぎて、あふれたこともあった」と、意外な失敗エピソードも楽しそうに語られた。

写真/時事通信社
1991年2月 「立太子の礼」
昭和天皇の崩御(1989年1月)に伴い皇太子に。皇太子となられたことを宣明する「立太子の礼」は、伝統に則り束帯姿の正装で臨まれた。

写真/時事通信社
1993年6月 「結婚の儀」
運命のご成婚から、はや28年。陛下は初恋の相手だった雅子さまに、頻繁に電話で思いを伝えられたという。見事結ばれたおふたりの、晴れやかな一枚。

写真/時事通信社
1993年12月 鴨場で放鳥
ご結婚から半年後、宮内庁埼玉鴨場でカモを放鳥されるおふたり。初めての放鳥に、雅子さまは少し緊張されたご様子。

写真/共同通信社
1994年9月 羅臼岳登山
ご夫妻そろって本格的な登山。標高1661m、片道5時間半の道のりを、見事に踏破された。

写真/時事通信社
1998年4月 広島・平和記念公園にて
犠牲者のめい福を祈り、原爆死没者慰霊碑に献花された。上皇ご夫妻から受け継がれた「祈りの旅」は、両陛下によっていまも続けられている。

写真/共同通信社
1998年8月 石川・ふれあい昆虫館にて
雅子さまの頭に一匹の蝶がリボンのように止まり、思わず笑みをこぼされるおふたり。「何かいいことが起こるのでは」と皇太子さま(当時)は笑顔でおっしゃっていたという。
※女性セブン2021年3月4日号
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