爪にまつわるウソホント|縦すじは老化でできる?爪切りでカットはよくない?など

これまで正しいと思っていた爪にまつわる常識が、実は間違っていたり、爪にとって好ましくない行為で健康を損なっていたりすることもあるんです。爪の健康を守るために、まずは正しい知識を得ておきましょう。

メイルサロンで爪のお手入れ

写真/アフロ

Q.爪の形は生まれつき?

A.ウソ。爪の形はケアでいくらでも変えられる。

「生まれつき深爪とか、爪が薄いのは遺伝などと思っている人がいますが、そんなことはありません。爪の形や状態はケアをすれば必ず変わります。たとえ爪が短くても、適切にケアをすることで2~3か月でどんどんきれいな形になります」(育爪スタイリストの嶋田美津惠さん・以下同)

思い込みを捨て、諦めずにケアをすることが大切だ。

Q.マニキュアを長期間、塗ったままにしているのはよくない?

A.ホント。爪がプラスチックで覆われ、悪影響を及ぼす。

マニキュアを塗っているところ

写真/ゲッティイメージズ

「マニキュアよりも除光液の方が爪に悪いという人がいますが、マニキュアやジェルネイルなどを長期間つけている方が爪は傷みます。

理由は主成分である合成樹脂と呼ばれるプラスチックが固まり、爪の表面に硬い膜を作るため。爪には目に見えない無数の隙間がありますが、爪の表面付近の隙間が合成樹脂で埋まってしまうと、水分や油分を維持できなくなり、乾燥して、二枚爪になったり、折れやすくなったりします。

除光液の主成分である有機溶剤は、油分を溶かしますが、長時間マニキュアやジェルネイルをつけるほどのダメージはありません」

Q.爪を保護するためにベースコートは塗った方がいい

A.ウソ。ベースコートも二枚爪の原因になる。

「ベースコートも、マニキュアやジェルネイルと同じ理由で、塗ったままにすると、爪の表面の乾燥が進み、さらに二枚爪が悪化します」

Q.爪の縦すじは、老化でできる

A.ウソ。原因は老化ではなく、乾燥だ。

「爪の縦すじは、爪を作る爪母の潤い不足が原因です。爪母が乾燥すると、皮膚にしわができるように、爪にもしわ=縦すじができます」

Q.爪は短い方が雑菌が入らない。

A.ウソ。爪は伸ばした方が汚れも落ちやすい。

「雑菌などの汚れは爪と皮膚の間にたまります。爪の白い部分が短い深爪の状態だと、 かえって汚れがたまりやすく、落としづらくなります。一方、爪と指が密着したピンク色の部分を伸ばしておけば、雑菌の侵入が防げる上、たまったとしても流水で洗えば簡単に取れます」

Q.爪切りでカットするのはよくない?

A.ホント。爪切りを使うと二枚爪の原因になる。

爪切りを使っている

写真/ゲッティイメージズ

「爪は上層、中層、下層の三層構造になっており、爪切りでパチンと切ると、その衝撃で層がはがれ、二枚爪の原因になります。紙やすりで削るのが望ましいですね」

Q.甘皮の処理はした方がいい?

ウソ。爪の健康を損なう行為となる。

「爪と周りの皮膚はつながっており、異物が皮膚に侵入しないように、ふたの役割をしているのが甘皮です。これを取ってしまうと、そこから雑菌などが入り込み炎症を起こす原因となるのでやめましょう」(皮膚科医の柴亜伊子さん)

教えてくれたのは…

◆嶋田美津惠さん…素の爪を育てる育爪サロン『ラメリック』代表。著書は『女は爪で美人になる』(SBクリエイティブほか)。https://ikuzume.jp/about/story

◆柴亜伊子さん…『あいこ皮フ科クリニック』院長。皮膚科、美容皮膚科(肝斑専門)。https://www.orthomolecular.jp/clinic/1609-2/

取材・文/廉屋友美乃 出典/『女は爪で美人になる』(嶋田美津惠著、SBクリエイティブ)

※女性セブン2021年2月4日号

https://josei7.com/

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