片付けテクで整理すれば掃除がラクに!水回りも劇的変化【洗面所・お風呂・トイレ・キッチン・玄関】

2020年のよくないところをきれいサッパリ! 2021年を最良の年にするため、家の中をグルリと見直しましょう。コロナ時代の賢い片付け術をお教えします! 片付けが苦手な汚部屋記者(53才)の片付けビフォーアフターの様子を紹介して、整理するポイントを専門家がわかりやすく解説。日常のお掃除が劇的にラクになって、大掃除が必要ないくらいの状態をキープできちゃいますよ。

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コロナ禍ならではの片付け術

「家をきれいにして居心地よく過ごしたいという声がコロナ禍で急増し、整理収納サービスの需要が伸びています」

そう話すのは、今回、片付けを依頼した『Goodwave』代表の綾部奈美さん。ダントツで依頼が多い箇所は、リビングとキッチンで、

「リビングだと子供の声が聞こえて集中できないので、物置き部屋を仕事部屋にして、子供の遊ぶスペースと分けたいという相談も増えました」(綾部さん・以下同)

年末は掃除がメインになりがちだが、ものを減らすと掃除も断然しやすくなる。

「片付けの仕方はごくごくシンプルです。

【1】片付けたい箇所のものを全部出す
【2】次に必要なものだけ残す
【3】収納する

の3工程。【2】で、なんとなく手放せずに迷ってしまうものがあったら、保留ボックスを作ってそこにまとめ、1~2か月くらい時間をおいてから要・不要を見直すと、本当に必要なものかどうかが判断しやすくなります」

狭い洗面所の片付けテク&収納のコツ

洗顔、歯みがき、着替え、洗濯…日常生活のさまざまなシーンで使われるこのスペースは、収納棚等の活用で空間を確保し、手狭にならないようにすべし。

◆ビフォーアフター写真その1

洗面所に洗濯物などがごちゃごちゃに置いてある

【Before】洗濯物やストック類など、ごちゃごちゃ

【After】不要なものを処分し、ものの定位置を決めてすっきり

【コツ1】収納用品を先に購入しない

「要・不要の分類をする前に収納用品を用意してしまうと、収納スペースに入らなかったり、使いづらさから、結局、元の位置へと戻すことができずに散らかしてしまいがち。思いつきで揃えると見た目もバラついてスッキリしません」(『Goodwave』のアドバイザー・貞森千明さん・以下同)

収納は残すものを決めてから。

【コツ2】収納ケースは透明なものを選ぶ

洗剤やヘアケアグッズは中が見えやすいクリアなケースに入れ、ひと目で数をわかりやすく。「ダブり買いの防止にもつながります。高所に置く場合は取っ手付きのケースがオススメ」

クリアケースに石けんを収納している

石けんは透明の袋に入れてクリアケースに

◆ビフォーアフター写真その2

片付ける前の洗面台下収納

【Before】掃除用品や試供品でグッチャリ

いるものといらないものに選別している

【仕分け】右は「いらない」、左は「いる」に選別。選別後、数年前の白髪染めや美容液やら使えないものがこんなに

きれいになった収納

【After】空間ができ、取り出しやすくなった

お風呂、シャンプーを床置きしない方法

湿気がこもりやすい浴室の床にものを直置きしないようにすれば、ぬめりやカビの発生を防止できる。

◆ビフォーアフター写真

床にシャンプーなどがならんでいる浴室

【Before】お掃除しづらいのが悩みだった

整理された浴室

【After】使いやすいのに汚れにくい!

【コツ】シャンプー類は床置きしない

洗髪をする際、床置きで使いづらかったシャンプー類は、シャワーフックにかけるタイプのラックへ移動すれば、床汚れを防げる。掃除用のスポンジも水切りがよく乾燥しやすい。

浴室にラックを取り付けている

ラックは背の高さに合った位置に取り付ける

キッチンをすっきり見せるワザ

期限切れの食材を捨て、スペースを確保。登場回数の低い調理器具は、棚の奥に。

◆ビフォーアフター写真

片付ける前のキッチン

【Before】なだれが起きそうなくらいものがあふれている

片付け後のキッチン

【After】使いやすいので、楽しくお料理ができそう!

【コツ1】調味料やレトルト食品の見直しを

賞味期限切れの品はさっさと処分。

紙袋をゴミ袋のストック入れにしている

紙袋の下の方を切って取り出し口にすると、もの入れに

【コツ2】調理器具は、使用頻度に合わせた収納を

たこ焼き器やパン焼き器といった年間通して使用頻度の低い調理器具は、棚の上奥に。フライパンや鍋はシンク下に。ファイルボックスに立てて収納すると便利。

トイレの収納は「見せる」がポイント

必要最低限のものだけを置くように心がければ、掃除もしやすく、衛生的にも望ましい。

◆ビフォーアフター写真

片付ける前のトイレ

【Before】収納コーナーは無造作にものが置かれている

片付けた後のトイレ

【After】ものが見やすくなって衛生的に

【コツ】トイレの収納は隠さず、あえて見せて取り出しやすく

「トイレの棚にカーテンをかけてしまうと奥のものが取り出しにくく、拭き掃除をするときも不便。サニタリーグッズ等はカゴにきれいにまとめてマメに掃除を」

ごちゃごちゃに物が置かれている棚

片付ける前は、重なり合ったハンドタオルの山が

トイレットペーパーなどが整然と並んでいる

100均のカゴに入れてスッキリ。これなら見えても安心!

玄関、靴の収納スペースを増やすには?

下駄箱の収納で意外に役立つのが突っ張り棒。種類や高さがまちまちな靴が、整理しやすくなる。

◆ビフォーアフター写真

片付ける前の靴箱

【Before】とにかく見づらくて、取り出しにくい!

靴やブーツがキレイにならんでいる

【After】見やすくて、取り出しやすい!

【コツ】突っ張り棒で棚を作る

「デッドスペースが生まれやすい下駄箱は、突っ張り棒を2本使って棚を何段か作ると、整理しやすくなります。位置を細かく調節できるので、靴それぞれの高さに容易に合わせられます」

靴箱を片付けている

ひと目でわかるように靴箱から出して並べる

物を増やさないための”買い置きルール”

汚部屋記者の部屋を、汚れた部屋は許せない「潔癖ライター(43才)」が訪問。なぜ片付けられないのかをチェックした。

潔癖ライター(以下「潔」):洗濯機の上の棚に中身が見えない収納箱が。何が入っているかわかります?
汚部屋記者(以下「汚」):一応…。
潔:床にもたくさんの洗剤が入っているバスケットがありますねえ~。
汚:だんだん遠慮がなくなってきたわね(笑い)。
潔:ところで、“買い置きルール”って作っています? 私は洗剤は2個、シャンプーは1個など個数を決めて、ストック置き場に置いています。透明なボックスに入れているから、目につくので存在を認識でき、買い忘れやダブり買いをしたことがありません。ストックのスペースもコンパクトです。
汚:あ、私、お風呂の洗剤が家にあるのに、買ってしまったことが何度もある。
潔:結局、それがムダ遣いにもつながっていくんですよ。安いからとまとめ買いして、使わないまま劣化させて捨てるの、イヤじゃないですか。ものにも家賃がかかっているんですから。
汚:そんなこと考えたこともなかった。
潔:私はケチだから、余計なコストをかけたくない。ストックを減らすだけでも、洗面所はきれいになるはずですよ。

◆水回りと玄関をキレイにして年収が2倍に!?

潔:水回りと玄関は開運スポットでもあります。私はこの場所だけを徹底的に掃除して、年収を“爆アゲ”しました。
汚:そうなの!?
潔:もともときれいだったのですが、毎日磨き上げるように掃除したら、仕事が増え始め、年収が2倍に。
汚:私もズボラなわりにはきれいにしている方だと思うんだけれど、開運的にはどう?
潔:…。
汚:ねえ! 何か言って!
潔:開運どころか、むしろ邪気を引き寄せてますよ。バスルームとトイレと玄関の床にものが置いてあるし、キッチンの棚もごちゃごちゃしている。ものを床置きするって、開運的に絶対にダメなんですよ。ぬめりやほこりが出て、“気”が滞りますからね。
汚:ごめん。“きれい”の基準が圧倒的に違った。でもなんで、そんなにきれいにするようになったの?
潔:20年くらい前に、年収2億円を維持している社長を取材したんですよ。その人に金持ちになる秘訣を聞いたら、「おれは便器を食器にできるくらい、常に磨いている」との答え。その人の家は、ものがなくきれいだった。
汚:圧倒的な説得力ね。開運はさておき、きれいな空間は気持ちがいい。とりあえず、現状維持することを頑張るわ。

教えてくれた人:『Goodwave』アドバイザー・貞森千明さん

神奈川県湘南・西湘地区を中心に、整理収納に関するアドバイスを行っている『Goodwave』。モットーは「自分の家や生活スタイルに合った使いやすい整理収納が大切」。

http://goodwave.work/

取材・文/峯岸晶子、前川亜紀 撮影/浅野剛

※女性セブン2021年1月1日号
https://josei7.com/

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