初詣の作法をおさらい|参道の歩く場所、お賽銭の正しい入れ方…知っている?

初詣に行くと、その年の運気が上がるといわれます。新年も神様や仏様に見守ってもらえるよう、感染症対策を行いながら、礼儀正しい振る舞いで気持ちも新たにお参りしたいもの。そこで、神様に失礼のないお参りの作法を和文化研究家の三浦康子さんが教えてくれました。

初詣 女性が参拝している写真

そもそも初詣とは?

「初詣とは本来、氏神様や菩提寺の仏様に日頃の感謝を伝え、新年の挨拶をする習わしの1つです。神様や仏様を敬い、礼儀正しく振る舞うために、さまざまな作法が生まれました」と三浦さん。

◆お参りの作法は入り口から始まっている

まずは入り口。神社の鳥居をくぐる際は、身なりを整えて一礼を。手水舎で身を清めたら、神前に進んで鈴を鳴らし、神様に挨拶をする。寺の場合は山門前で一礼し、神社と同様に手水を行い仏前へ。寺では拍手は打たず、合掌で参拝する。

「個人的な願いごとは、神仏の前で誓いをたて、努力をするのでご加護くださいと願うこと。願いごとを考えるのは、自分の内面を見つめ直す機会にもなります」(三浦さん・以下同)

ご利益を求めて有名な社寺に行く人も多いが、最も近くで見守ってくれている氏神様や仏様には、いちばんにお参りしたい。

参拝前に身だしなみを整え心身を清める

鳥居は、不浄なものから境内を守る結界。手前で身だしなみを整え、一礼をしてくぐる。帽子や手袋もこのタイミングで外す。

初詣の作法 参拝前に心身を清める

参道の中央は神様仏様が通る場所。できる範囲で避け、両端を歩く。

初詣の作法 参道の中央は歩かず、両端を歩く

手水舎での手の清め方

【1】右手で柄杓を持って満杯に水を汲み、左手を全体の5分の1の水で清める。

右手で柄杓を持って満杯に水を汲み、左手を全体の5分の1の水で清める。

【2】柄杓を左手に持ち替え、【1】と同量程度の水で右手を清める。

【2】柄杓を左手に持ち替え、【1】と同量程度の水で右手を清める。

【3】柄杓を右手に持ち直し、左の手のひらに水をためて口をすすいだら、口をつけた左手を再び水で清める。

【3】柄杓を右手に持ち直し、左の手のひらに水をためて口をすすいだら、口をつけた左手を再び水で清める。

【4】柄杓を立てて、残った水で柄を清める。柄杓は伏せて戻す。

【4】柄杓を立てて、残った水で柄を清める。柄杓は伏せて戻す。

感染症予防のため、手水舎が閉鎖されている可能性があります。

お賽銭を入れる際の注意点と拝み方

お賽銭は、神社では感謝の意を伝えるため、寺では自分の欲を捨てる修行のためとされる。任意の金額を、賽銭箱へ丁寧に入れる。

お賽銭は、神社では感謝の意を伝えるため、寺では自分の欲を捨てる修行のためとされる。任意の金額を、賽銭箱へ丁寧に入れる。

鈴には、神様をお呼びするとともに、空間を清める役割もある。神様に聞こえるよう、しっかりと音を鳴らす。

鈴には、神様をお呼びするとともに、空間を清める役割もある。神様に聞こえるよう、しっかりと音を鳴らす。

◆神社では「二拝二拍手一拝」で拝む

拝み方は、一般的に神社の場合は「二拝二拍手一拝」、寺では拍手を打たずに合掌し、感謝の意と願いを念ずる。

拝み方は、一般的に神社の場合は「二拝二拍手一拝」、寺では拍手を打たずに合掌し、感謝の意と願いを念ずる。

賽銭箱や鈴などに感染症対策をしている可能性があります。

神社の名称でわかるご利益の一覧

願いごとがある場合は、神様の得意分野で神社を選ぶのもあり。神社の名称を見れば、どんなご利益があるのか一目瞭然だ。

★神社の名称/祀られている神様/ご利益

神宮…天皇の祖先神
平和や家内安全など、万事

八幡…八幡神(武士の神様)
必勝祈願、安産祈願、厄除け、長寿など

●天神/天満…菅原道真(学問の神様)
合格祈願、学業成就など

稲荷…稲荷神(農業、商業の神様)
商売繁盛、豊作祈願など

教えてくれた人:三浦康子さん

和文化研究家。All About「暮らしの歳時記」ガイドをはじめ、メディアや教育分野で活躍。http://wa-bunka.com/

取材・文/スペースリーブ(加藤瞳) イラスト/細川夏子

※女性セブン2021年1月7・14日号

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