63歳オバ記者、体力の衰えを感じる日々「やるじゃん、私」は続かない…

オバ記者

オバ記者(63歳)が、趣味から仕事、食べ物、健康、美容のことまで”アラ還”で感じたリアルな日常を綴る人気連載。221回目となる今回は、加齢による体力の衰えと、その乗り越え方…いや、なかなか乗り越えるのは難しい、という話について。

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たまに「いける」と思う日もあるけれど…

鍋で炊いたご飯

誰でも自分が「できる」と思っていることと、実際にできることは微妙にズレているものだけど、そのズレが年々、大きくなっていくのが加齢なのね。還暦すぎた私も、この勘違いに加速がついている感じ。

まるきり「できない」ならあきらめもつくけど、たまに「いける」と思う日や瞬間があるから困っちゃうのよ。たとえばある日曜日のこと。片道30分の日本橋三越まで歩いて行こうと決めた。買い物を済ませて歩いて家に帰ってきてもまだ余力がある。で、何品か野菜料理をつくり、翌朝も、すっきり目が覚めて永田町へバイトに行く。

「やるじゃん、私」なんて思っていると、とんでもない。翌々日くらいに、ドカンとしっぺ返しがくるのよ。バイト先では“働く女”の顔を取り繕っているけど、家に帰って手を洗い、うがいをすると、電池切れ。着替えもしないでベッドに倒れこんで、目を覚ましたら深夜1時過ぎ。夜6時半くらいに倒れ込んだから、すでに6時間以上寝ているんだよね。さあ、どうする。夕飯を食べていないから、お腹はペコペコ。先日、それで夜中にご飯を炊いちゃった。

この鍋は、前の前の前に住んでいた渋谷区神宮前のマンションに引っ越してきたばかりの39歳のときに知人にすすめられて、セットで買ったもの。ということは20年以上、これでご飯を炊いているのか!

鍋で炊いたご飯

炊き方は簡単。15分浸水して着火。強火で沸騰させたら、タイマーをかけて14分弱火。最後に数秒、強火にしておこげを作ったり、作らなかったり。あとは15分蒸らして出来上がり。7~8万円の炊飯器で炊いたのと同じくらいの味に仕上がるよ。

って、それが”マズイ”んだよ。食べ終わったあと「ごちそうさま」とひとり暮らしの部屋に声を響かせて、決まりをつけたはずなのに、未練がましく鍋をのぞいて、ご飯のつまみ食い。そうなることを予測して、この日は、白滝の大袋をみじん切りにして炊き込んだの。

気休めかも知れないけど、ご飯の味をほとんど変えず、満腹感が早い。白滝ご飯ダイエット法が一時期、流行って今は聞かなくなったけど、ときどき思い出して作っているんだ。この日は、作り置きした野菜料理で午前3時半の夕飯を食べたけど、胃もたれがしなかったから、一定の効果があったのかしら。

飲み会予定の日に母ちゃんが退院、どうする!?

ピータン

翌日も翌々日も、どこにも寄らずに家に帰って夕飯食べて、早く寝て体力回復。というのも、どうしてもしたかったことがあったからなのよ。

永田町の若い仲間3人と、麻布十番と、西麻布に繰り出したかったの。まずはチープでディープな中華店『馬麺』(まめん)でお腹をつくったあと、二次会に西麻布のカラオケバー『ea』(えあ)へ。ここは、「カラオケ100点おじさん」こと、佐々木淳平氏が店長をしている店で、彼の美声をみんなに生で聴かせたかったわけ。そのために1か月前から日にちを決めていたんだけど、折り悪く、その日は坐骨神経痛で入院していた母ちゃん(92歳)の退院の日。数日前に退院が決まったので、どうにもならない。

オバ記者の母親

早朝に東京を出て大急ぎで茨城へ

オバ記者の母親

で、どうしたか。早朝、東京の家を出て、茨城の病院へ。母親を家に連れて帰ってきて細かな用事を済ませたら、午後3時半に実家を出て、地域バスで2本乗り継いで1時間半ゆられたあと、つくばエクスプレスに乗って、待ち合わせの麻布十番駅に着いたのが夜7時ジャスト!

で、翌朝は土曜日。私がかかりつけ医で常備薬を処方してもらい、午後からまた、つくばエクスプレスと、地域バスを乗り継いで実家で一泊。つまり金、土、日の3日で東京と、茨城のへき地を2往復したの。

「今度、いつ来んだ?」と母親は心細そうな顔をしたけど、止めてくれるなおっかさん、よ。まあ、今回は自分の楽しみのためもあったから、文句はいえないけど、火曜日になってヘロヘロ。「やるじゃん、私」と言う気には、とてもなれません。

オバ記者(野原広子)

1957年生まれ、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。一昨年、7か月で11kgの減量を達成。

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