「当帰芍薬散」なら冷えとむくみを解消してダイエット効果も【漢方でカラダケア】

漢方薬をのむだけで、効率的にダイエットができるって本当?

足を持った女性の画像

「あんしん漢方」の薬剤師・大野雅代さんによると、最近、ダイエットをするのに漢方薬を取り入れる人が増えてきているそう。ダイエットの基本は食事と運動だけれど、漢方薬がより痩せやすい体作りをサポートしてくれるのだとか。

ただし、漢方薬は誰にでも同じものが効くわけではないため、体質や症状にあったものを取り入れることが大切。自分にぴったりの漢方薬を見つけて、体質改善を目指してみて。

【第2類医薬品】「クラシエ」漢方当帰芍薬散エキスFC錠 360錠

【第2類医薬品】「クラシエ」漢方当帰芍薬散エキスFC錠 360錠(画像は公式ホームページより)

そこで今回は、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」に注目。どんなタイプの人におすすめの漢方薬なのか、ダイエットに効果的な理由は何か、大野さんに解説してもらった。

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当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)はどんな漢方薬?

テーブルの上にキッチンマットと花が置かれている

◆当帰芍薬散はむくみ改善と代謝アップに役立つ漢方薬

当帰芍薬散は、下記のような体質の人に合う漢方薬です。

□いつも手足が冷えていて、仕事中の膝掛けがかかせない
□仕事終わりには下半身がむくんでいてパンプスがきつい
□生理中は貧血になり、めまいや立ちくらみを起こす

こんな症状があるかたにおすすめなのが、女性のための漢方薬として知られる当帰芍薬散です。

昔から月経不順や月経異常によく使われている漢方薬で、血を補い、胃の働きを改善し、体の中の水分の巡りをよくする効果があります。

漢方医学の考えでは、全身に栄養を与える物質(主に血液)を「血(けつ)」、血液以外の体液を「水(すい)」といいます。そして、全身の血が不足し肝や胃の働きが悪くなり、続けて水の流れが悪くなって、水分が停滞する状態を「痰湿(たんしつ)」と呼んでいます。これが下半身のむくみを作ったり、冷えの原因になると考えます。

こうしたむくみは体重増加や下半身の水太りの原因になりますが、水の巡りをよくする当帰芍薬散をのむことで改善が期待できます。また冷えがなくなることで体が温まり、代謝アップにもつながります。

◆当帰芍薬散に効果を感じた人の事例

冷え性で夏でも靴下を履かないと眠れないくらい冷え、夕方は足がむくんでパンパンになる、という26歳女性の事例がありました。そのかたは、当帰芍薬散を服用したところ、数か月で症状が改善していったとのことです。

冷え性に悩むかたは血や水の滞りがある場合が多く、当帰芍薬散で体内の血や水の巡りをよくすることで、症状が改善する場合があります。その結果、代謝がよくなり皮膚のターンオーバーが正常になるためシミなどの症状改善も期待できることもあります。当帰芍薬散は冷えが原因の肌のくすみに悩んでいるかたにもおすすめです。

◆当帰芍薬散に含まれる生薬

花

写真/Photo AC

当帰芍薬散には、足りない血を補う生薬の「当帰(とうき)」「芍薬(しゃくやく)」「川芎(せんきゅう)」が使われています。さらに、胃の働きを助け、水の巡りをよくする「茯苓(ぶくりょう)」「白朮(びゃくじゅつ)」「沢瀉(たくしゃ)」といった生薬を組み合わせた漢方薬です。

血を補う漢方薬は他にもありますが、当帰芍薬散は水の巡りをよくする働きも期待できるという点が特徴的です。

ただし、胃腸障害を起こす恐れのある「当帰」が多く含まれているため、副作用として胃の不調や下痢があらわれるかたもいます。通常漢方薬は、吸収をよくするために食前にのむことが多いのですが、胃腸の弱いかたの場合は、不調や下痢を防止するため、食後の服用がおすすめです。

漢方薬ってそもそもどんな薬?

漢方薬は、服用する人の「証(しょう)」に合わせてのむ薬です。「証」とは、病名ではなく、その人の「体質」「見た目」「悩んでいる症状」から判断するものです。自然由来の鉱物や植物などの生薬を組み合わせて作られていて、その歴史も長く、西洋薬より副作用も少ないと言われています。

漢方医学では、人が健康を維持するには「気・血・水」が重要だと考えます。気血水が滞りなく流れることが、体と心の健康に不可欠です。「血・水」は先に述べた通り、血液や体内の水分などのことを指します。そして「気」とは目には見えない生命エネルギーのことで、精神面の活動を統括する大切な要素です。

漢方薬は、この「気・血・水」が滞っているところの流れをよくしたり、足りない部分を補ったり、過剰な部分を抑えたりして、体の中のバランスを健康な状態に近づけます。体質改善に働きかけるので根本的な解決を目指せるのです。

バランスのとれた食事や運動を意識しているのに結果が出ない…と行き詰まってしまったときは、のむだけで体質改善を目指すことができる、漢方薬の力も借りてみてはいかがでしょうか。

漢方薬をのむときの注意点


漢方薬を手に入れるには、漢方クリニックで処方してもらう、漢方薬局やドラッグストアで購入する、オンラインで相談して購入する、などの方法があります。

ただし、漢方薬は自分の体質に合ったものを服用することが重要です。体質に合わない漢方薬を服用すると効果が出なかったり、副作用が起きたりすることもあります。漢方に精通した医師、薬剤師等に相談して、安心して漢方薬を使いましょう。

クリニックや漢方薬局は敷居が高いというかたには、AI(人工知能)と漢方のプロフェッショナルが効く漢方薬を見極めて、ご自宅まで届けてくれる「オンライン個別相談・AI漢方」などの、スマホで気軽に頼めるサービスを活用するのもおすすめです。

当帰芍薬散で冷えとむくみを撃退して効率よくダイエットを!


当帰芍薬散は足りない血を補って、水の巡りをよくする漢方薬です。当帰芍薬散をのむときは、以下3つのポイントに注目してください。

・当帰芍薬散は水の流れをよくして、むくみをとる効果が期待できる
・体を温めるので代謝アップ
・「冷え性でむくみやすい」人に

健康的にダイエットしたい、食事や運動に気を遣っているのに効果が出ない、というかたは、漢方薬の力も借りてみませんか? 血や水の巡りをよくして、すらりとした体を手に入れましょう。

教えてくれた人:薬剤師・大野雅代さん

大野雅代さん
おおの・まさよ。薬剤師・研修認定薬剤師。化粧品検定1級。大学卒業後、大手調剤薬局、ドラッグストア、調剤薬局に勤務。更年期症状に悩む患者、自分のホルモンバランスからくるイライラや体調不良をなんとかしたいと女性の健康について学び始める。
●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/
●不調の改善に!無料体質判定:http://www.kamposupport.com/anshin1.0/n/taishitsu/

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