【マスクを着けたままできる顔の筋トレ】顔のむくみを解消する即効ストレッチのやり方

冷房のきいた部屋で1日中座ってリモートワーク。快適には違いないが、同じ姿勢で冷風に当たっていれば、いつの間にか体は冷えて血行も悪くなる。血行が悪い状態のまま寝て起きた朝は案の定、むくみ顔に。そこで、マスクを着けたままでもどんよりしたフェイスラインを速攻で改善できるという最新メソッド「コアフェイストレーニング」を表情筋研究家の間々田佳子さんが教えてくれた。シリーズ4回目は「むくみ撃退」。

むくんだデカ顔は顔全体を動かしてスッキリ小顔に!

写真/ゲッティイメージズ

「冷房で体を冷やしすぎると血流が停滞し、老廃物や余分な水分が排出されず溜まってしまいます。これがむくみの原因。顔も同様で血行が悪くなればむくんだ疲れ顔に見えます。マスクを着けるようになって、表情がわからない安心感から顔を動かさなくなると、さらに、血流は滞りむくんだデカ顔に。顔を動かす機会が減ってしまいむくみが常態化すると、そのむくみが固まって重しになり、たるみとして定着してしまう。そうなる前に顏を動かすことを習慣にしましょう」(間々田さん・以下同)

若い人の方がむくみやすい傾向にあるが、代謝が活発な分、むくみも解消しやすい。一方、代謝の低下する40代以降はむくみを解消しづらい。だからこそ、マスクを着けたときでも積極的に顔を動かしてほしいと間々田さんは言う。

◆水分を摂りすぎすると翌日むくむ

また、むくみには水分の摂り方もかかわっている。

「夏は汗が出る分、水分を補給する必要があります。代謝を活発にするためにもしっかり水分を摂ることは大事。ただし、摂りすぎれば余分な水分が排出されずむくみの原因になります。摂りすぎているかどうかは、朝起きたときの顔のむくみを目安にしましょう。通常と比べてむくんでいれば、前日に摂った水分量が多すぎたということも。私の生徒さんにも、会社に行くと前日飲んだことが顔のむくみでバレてしまう、という人がいますが、腫れぼったい目と緩んだフェイスラインを見れば当然ですよね」

むくみの原因には、水分摂取の過剰以外にも塩分の摂りすぎ、疲れすぎなどもある。むくみ顔だった間々田さんの生徒が毎朝の日課にして、かなり水を飲んだ翌日でもスッキリ顔で出社できるようになったというエクササイズが、コアフェイストレーニングの「フェイスストレッチ」。

コアフェイストレーニング「フェイスストレッチ」のやり方

フェイスストレッチの方法を間々田さんが解説

【1】両腕を床に向かってグ~ッと押しながら鼻から息を吸う。

フェイスストレッチのやり方を間々田さんが解説

【2】息を吐きながら口はオの形、目線は真上に向ける。その際、目線と指先を上下に引っ張り合うように伸ばすイメージで行う。息を吐ききったら顔と体を脱力させる。

「顔は、正面を向いたままで口と目線だけを動かすのがポイント。頬から顏全体が上下に伸びていると感じられればベスト。顔だけでなく首回りも刺激されるので、顔から首にかけてのリンパの流れがよくなり、顔がスッキリします。また、顔を上下にしっかり伸ばしてほしいのですが、眉間や額などしわが出ないように注意しましょう」

起床後、出かける前などに行うと有効。特に、寝ている間は血のめぐりも停滞しやすいので、寝起きに行えばすぐ効果の出る人も。

「1回行っただけでも見た目印象の変わる人もいますが、数回行っただけで顔全体がポカポカと温かくなり、血がめぐっているのをリアルに感じられます。血行やリンパの流れがスムーズになれば、老廃物が排出されて代謝もアップ。むくんだフェイスラインもシャープになるでしょう」

◆表情筋を動かすことで美肌効果も

さらに、血流や老廃物の停滞はニキビや吹き出物の要因にもなるが、表情筋を思いっきり動かせば美肌効果も期待できる。

「私は30代後半まで人目を気にするほどの大人ニキビに悩まされていました。思い返せば、ニキビ顏がひどくなるにつけ表情も曇りがちに。大きく顔を動かすことなんてありませんでした。ところが、顔の筋トレを行うようになって内側の筋肉が動きやすくなると、肌のターンオーバーも整い肌の調子もどんどん上がりました。それからは肌の不調があるときほど思いっきり顔を動かすようにしています」

肌の不調の原因はさまざまだが、肌代謝を促進させるためにも顔の筋トレは有効のようだ。

「フェイスストレッチをすると顔が動かしやすくなるので、マスクをはずしたときに素敵な表情を作るための準備運動にもおすすめです」

教えてくれたのは:表情筋研究家・間々田佳子さん

間々田佳子さん

コアフェイストレーニング考案者、ままだよしこメソッド株式会社代表。19歳のときにインドに渡り、顔のヨガを学ぶ。2010年フェイシャルヨガの高津文美子氏に師事し、インストラクター認定資格を取得。以後、顔ヨガブームの火付け役として美容業界を牽引。2020年より自身の新メソッド「コアフェイストレーニング」を考案し、顔の「軸」を見つけることで顔を引き締め、表情・印象をピンポイントで変えていく「顔のトレーニング」の普及を行う。講演・テレビ出演も多数。これまでに出版した著書は13冊累計56万部を突破。講座受講者は3万人を超える。主な著書は 『日めくり まいにち、顔ヨガ!』(小学館) など。『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』『NHKニュースシブ5時』『行列のできる法律相談所」『シューイチ』『この差ってなんですか?』他、多数のメディアにも出演。

取材・文/佐々木めぐみ

●”マスク老け”に注意!シワ、たるみを防ぐ表情筋トレーニングを医師が解説
●眉間や目尻の表情じわ&乾燥小じわを改善!簡単ケア法&おすすめコスメ8選
●”自粛老け”を解消!顔のたるみを改善するワザを”小顔マッサージの権威”が紹介
●耳の穴をもむだけ!小顔やたるみ改善、肩こり、腰痛の改善にも
●ハリウッドセレブが心酔するゴッドハンドが語る「骨が鳴る小顔メソッド」とは?

関連記事