手相で体の不調がわかる!? 病気の兆候を知るカギは手の“線としわ”

毎日、少しずつ変化する手相が、健康と密接に関係しているという。鍼灸師でアジアン・ハンドセラピー協会理事の松岡佳余子さんが、手のひらの“線やしわ”から健康状態を見る「手相診」を教えてくれた。

手に現在の健康状態が表れる

手相を自分でチェックしている

写真/ゲッティイメージズ

東洋医学では、古くから「手は全身の縮図」といわれ、体の各器官や神経、筋肉、血管とツボとが密接に呼応していると考えられてきた。つまり、手には“いま現在”の健康状態が表れるということ。こうした、手の状態を見て健康状態を診断する方法は、「手相診」と呼ばれる。

松岡さんが言う。

「手のひらの線やしわは、髪の毛や皮膚と同じように、DNAなどの遺伝情報や身体情報が反映されていると考えられています。その位置や形は、主に体質を表し、手の色やしわは現在の状態を示しているのです」

◆見るポイントは線の長さや濃さ、色

生まれつきの手相も関係するが、線の長さや濃さ、色などが以前と比べてどのように変化したかを見ることが大切とも。

「手相は、日々変化しており、早いと3か月ほどで変化します。内臓の動きが停滞すると、手の血流も悪化し、筋肉が萎縮してしわや線に変化が表れます。さらには、むくみや血行不良により、手の“色”も変わります」(松岡さん・以下同)

手は、目に入りやすい部分のため、変化を見つけやすいのが利点でもある。

「さらには、これから発症する可能性のある病気に、いち早く気づくこともできます。おかげで、早期発見や治療につなげられる。『手相診』は、全身の健康管理に役立つ、すぐれた方法といえます」

◆体の右にある臓器は右手、左にある臓器は左手で

体の右にある臓器は右手、左にある臓器は左手で見るのが基本。両手をしっかり観察し、線、しわ、色をチェックしてほしい。

では、手相診により不調が見つかった場合、どうしたらいいのか。

「『手は全身の縮図』といわれるのは、手に不調が表れるだけでなく、手に刺激を与えると、それが呼応する体の部分部分に反映されるため。不調を感じる部分を親指でもむといいでしょう」

健康状態によって、日々変わる手相。毎日見つめる習慣を、ぜひつけてほしい。

“線としわ”7つのチェックポイント

両手を広げ、手のひらの線やしわの状態を確認すること。感情線、頭脳線、生命線の「三大生理線」が特に重要と考えられ、これらに乱れや切れがないことが健康な状態。健康な状態を表す7ポイントについて、まずはチェックを。

手のひらの7つのチェックポイントをイラストで図解

手のひらは、明るい肌色がもっとも健康だと考えられている。青みがあれば血流が滞り、赤みがあれば肝臓などに不調が。赤白まだらなら、自律神経に変調があるサイン。「三大生理線」が薄くて不明瞭な場合、手の筋肉不足に加え、体力や免疫力が低下している可能性がある。くっきりと濃い場合も要注意で、血中酸素が薄いと線の色が濃く出る傾向にあり、血液がドロドロになっている可能性がある。動脈硬化、血栓、心筋梗塞に注意が必要だ。

手相で「不調の部位」を把握する方法

手のひらは10のエリアに分けられ、それぞれが体の臓器や器官などに呼応している。つまり、手のひらのどこにしわができたかで、現在の体の不調を把握することができるのだ。

手のひらの小じわが表れる部位を図解している

【1】肝臓・胆のう
肝機能が弱り、体の解毒作用が低下している。また、肝臓で作られた胆汁をためておく胆のうの機能が低下している可能性が。

【2】心肺機能・気管
心臓と、呼吸にかかわる鼻から口を通る気管と肺の機能が低下している。食道に不調がある可能性も。

【3】肝臓(右手)・肺(左手)
左右で異なり、右手にしわがあれば肝臓、左手の場合は肺に不調がある。このほか、慢性的な関節痛もここにしわができやすくなる。

【4】泌尿器(腎臓も含む )・生殖器
下半身に不調があると、ここにしわができる。排泄にかかわる泌尿器や生殖器の機能低下や、足の不調の場合も。

【5】胃腸
胃腸の不調はここに表れる。むくみがあり、小じわが多い人は胃腸が慢性的に弱っている可能性がある。

【6】脳・脳血流・胃・腎臓
手のひらの中心は、脳に関連している。また、縦横のはっきりしたしわや、十字架の模様ができていれば、胃の不調サイン。

【7】大腸・すい臓
すい臓から分泌されて食べ物の消化を助けるすい液などの分泌不足や、大腸の不調がここに表れる。

【8】大腸
慢性的な下痢や便秘がある場合、この場所にしわができやすい。全体が青く、血管が浮き出ることも。

【9】足腰・大腸・泌尿器
慢性的な腰痛・ひざ痛など、足腰全般に痛みを含む不調がある場合。膀胱炎などの兆候もここに出る。

【10】心肺機能・腎臓・下半身
手首に線が4本以上ある場合は、体力の低下や疲労が蓄積している可能性あり。下半身が弱っている場合もサインが出やすい。

教えてくれたのは:鍼灸師・松岡佳余子さん

鍼灸師として、国内外の鍼灸やツボ治療を学び、研究・実践。近著に『手のひらで健康診断』(アントレックス)がある。

イラスト/いばさえみ

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