”マスク老け”に注意!シワ、たるみを防ぐ表情筋トレーニングを医師が解説

すっかり毎日の装いのひとつとして定着したマスク。顔の半分が隠れるため、“すっぴん隠し”に重宝するという声も数多く上がっているほか、ファッションの一部として楽しもうという人も増えている。マスクによってメイクが時短できるうえに、感染防止になる半面、マスクの下ではしわやたるみをはじめとした老化現象が進行しているという。

外でマスクの口元に手を添えるOL

口回りの”マスク老け”を防ぐ対策は?(写真/PIXTA)

そんな恐怖の“マスク老け”を防ぐためには、どうしたらいいのか? 効果的なエクササイズについて歯科医の宝田恭子さんが教えてくれた。

しわ・たるみ対策に!表情筋を鍛えるトレーニング

宝田さんは、マスクによるむくみやたるみを解消するために、顔の表情筋を鍛えるトレーニングを日常生活に取り入れることをすすめる。指の腹を使って表情筋を感じながら左右、朝晩1回ずつこの「表情筋を鍛えるトレーニング」行うといいという。やり方は、以下の通り。

唇の左下に手を置き、指の腹で横に手をすべらせる女性の顔イラスト

【1】唇の左下に手を置き、指の腹で骨と筋肉の動きを感じながら矢印の方向に手をすべらせる。これを3回行う。

口の横を指でリフトアップする女性の顔イラスト

【2】口を少し開けて、頰の中央あたりに指先を当て、頰骨を指で感じながら矢印の方向に手をすべらせる。これを3回行う。

口は開けたまま下あごの骨に沿って指でなぞる女性の顔イラスト

【3】口は開けたまま、少し右を向き、下あごの歯が生えている骨のふちを指でしっかりとらえ、そこから骨に沿って斜めに矢印の方向に手をすべらせる。これを3回行う。

口を開けてえら付近の骨に指を当て、耳の方向に手をすべらせる女性の顔イラスト

【4】口を開けて、右を向いたままの状態で【1】のえら付近の骨に指を当て、矢印の方向に手をすべらせる。これを3回行う。【1】から1cm上の【2】、頰骨の下あたりの【3】も同様に行う。

鼻の付け根付近に指を置き、耳の方向に手をすべらせる女性の顔イラスト

【5】目頭より少し下、鼻の付け根付近の骨に当たるように指を置き、矢印の方向に手をすべらせる(【1】)。これを3回行う。【2】の頰骨の中央の最も高い部分と【3】の頰骨の後方の耳の穴の前も同様に行う。

◆朝晩1回ずつ行うのが理想的

「このトレーニングは、左右どちら側から始めてもかまいません。表情筋は頭蓋骨をつつみ込むようについている薄い筋肉。指の腹が骨に当たるのを意識しながら行って。効果は約8時間ほどで、できれば朝晩1回ずつ行うのが理想的。お風呂に入ったときやトイレに立ったときなど、ちょっとした時間を活用してやってみて」(宝田さん・以下同)

食事中に筋トレ!「咀嚼エクササイズ」

これに加えて食事中に行える「咀嚼エクササイズ」を併せて取り入れると、より効果的だ。

「下顎骨の運動にかかわる筋肉である咀嚼筋を動かして表情筋を刺激するのが目的のエクササイズです。いすに座るときは、骨盤をしっかり立てて、姿勢を正して座るのがコツ。お尻に力を入れて、肩は下げてわきは締めて、かかとを上げます。かかとを上げながら咀嚼することで、下半身の筋力アップと嚥下機能の向上につながります」

「咀嚼エクササイズ」は、食事をしながら表情筋も鍛えられる万能エクササイズ。1日3食、食事中に1回行う。やり方は、以下の通り。

《エクササイズ前に準備体操を》

直立して腕を上から下へ振り下ろす女性のイラスト

エクササイズの前に腕を2~3回上下させ、正しい姿勢にリセットしてから行うとよい。

イスに座り食事をしながらつま先を立てている女性のイラスト

【1】姿勢を正していすに座り、お尻の穴を締める。肩を下げ、わきを締めた状態でかかとを上げる。うつむいたり猫背になったりしないように気をつける。

食事をし咀嚼する女性のイラスト

【2】かかとを上げたまま食べ物を口に入れて、口内の右側に食べ物を移動させて奥歯で5回噛む。

イスに座り食事で咀嚼している女性のイラスト

【3】5回噛んだら、ゆっくりかかとを下ろす。この間に食べ物を舌で口内の左側に移動させる。

食事で咀嚼する女性のイラスト

【4】お尻の穴を締め、かかとを上げながら左側の奥歯で5回噛む。

イスに座り食事をし、食べ物を飲み込む女性のイラスト

【5】5回噛んだらゆっくりかかとを下ろす。1~5を3回繰り返し、合計30回噛んだら最後に食べ物を飲み込む。

◆常に正しい姿勢を保つことを意識

エクササイズを習慣づけることに加え、常に正しい姿勢を保つことも意識したい。

「歩くときの目線は少し上向きにして、歯と歯の間を閉じてしまわないように意識すること。口呼吸ではなく鼻呼吸で、できるだけ深く呼吸することを心がけて。口呼吸よりも鼻呼吸の方が、より多くの表情筋を動かすことにつながります。若々しさは顔の下半分で決まるといわれており、口角が下がってほうれい線が目立つと老けて見えます。逆に口回りをきちんとケアすれば、より若く見えるということ。マスクで見えないからといって、手を抜かずにしっかりケアすれば、若々しさに差がつきます」

“マスク美人”に満足せず“マスクを取っても美人”を目指そう!

イラスト/飛鳥幸子

※女性セブン2020年6月18日号

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