最新トレンド入浴剤は?お風呂ソムリエが指南する症状別「効く入浴剤」5選

古くから日本人の生活に定着している入浴習慣。日本に現在のような入浴スタイルが根付いたのは江戸時代初期、肩まで浸かれる「据え風呂」の銭湯が登場してからだという。今はさまざまな入浴剤が登場し、バスタイムの楽しみ方が広がっている。長い自粛生活で疲れ切った今こそ、ゆっくりと入浴して心身を癒したい。

お湯をためている大きなお風呂とフチに乗せたオイルやせっけん、タオル

(写真/アフロ)

2016年に400億円を超え、2019年には前年比106%と成長。売上規模は432億円に達し、好景気に沸く入浴剤市場。その波に乗り、さまざまな効果のある商品が登場しているが、さて、どう選べばいいのだろうか──。お風呂のソムリエ・松永武さんが教えてくれた。

【*全国の約4000店より収集した小売店販売データに基づくインテージ調べ】

入浴剤の今のトレンドとは?

「入浴剤トレンドを牽引するのは炭酸系」と言うのは、松永さん。

「効能をうたった医薬部外品から、バスボム(ボール形)などのバラエティー系まで、種類が豊富です。自粛生活が続くいまの時期は、眠れない人や体がこっている人、ストレスを抱えている人も多いので、それらの症状に合わせた入浴剤を使用してみてください」(松永さん・以下同)

◆浴槽にしっかり浸かることで、免疫力アップも

感染症予防としては、帰宅後は家族と接触する前に、すぐ入浴することも大切だ。

「浴槽に浸かり、しっかりと深部体温を上げて免疫力を高めること。タオルやブラシなどの共有は避け、体調が悪いときは、家庭で最後に入浴するなどの配慮も必要です」

また、前日の残り湯は雑菌が湯船の中で増えているため、翌日の追い炊きはNGだ。

お風呂のソムリエが指南 症状別「効く入浴剤」5選

松永さんが、入浴剤を選んでいいかわからない人のために、症状別のおすすめ商品を教えてくれた。

●代謝を上げたい人は「バブ シリーズ」

バブ メディキュア 商品画像

《おすすめPOINT》
炭酸ガスが体を芯から温め、血行を促進。新陳代謝を高め、ダイエットをサポートする。

「ぬるめ(体温+2~4℃)の湯で10分の全身浴が効果的です」

ロングセラーの定番をはじめ、香り豊かなナイトアロマ、お湯質にこだわった「for SKIN」など約35種を誇る。写真は、高濃度炭酸がパワフルに発泡し、深い疲れに効く薬用メディキュアシリーズ。通常のバブ10倍の泡数も心地よい。柑橘の香り・森林の香り・花果実の香りの各70g×6錠入り 600円(編集部調べ・以下同)。医薬部外品/花王

●美肌になりたい人は「贅沢泡とろ」

牛乳石鹼の贅沢泡とろ入浴料 商品画像

《おすすめPOINT》
保湿・美肌成分入りの泡入浴料。

「シャワーでしっかりと泡を作り、ぬるめ(体温+2~4℃)の湯に20分浸かりましょう。肌の乾燥を防ぎ、潤いがアップします」

ヒアルロン酸やコラーゲンなどの美肌成分が溶け込んだ、とろみ泡が全身を包み、皮膚の内側まで潤す泡風呂タイプの入浴料。ジュエリーローズ(写真)、ヒーリングフォレスト、プルメリアガーデン、スリーピングアロマなど華やかな香りが4種そろう。180円(30g×1包)お湯物語 贅沢泡とろ入浴料/牛乳石鹼

●気分をスッキリさせたい人は「クナイプ バスソルト ユーカリの香り」

クナイプ バスソルト ユーカリの香り 商品画像

《おすすめPOINT》
ミネラル豊富な天然岩塩にユーカリの香りが爽快!

「42℃の熱めの湯と下半身の水シャワー(約30℃)を繰り返す温冷交代浴で血行促進、体が整います」

2億5000万年前の海水を精製した天然岩塩に、エッセンシャルオイルを加えたドイツ発のバスソルト。殺菌作用のあるユーカリオイルが風邪や花粉による鼻づまり、のどの不快感を和らげるほか、集中力を高めたいときにも◎。全18種類。2400円(850g)医薬部外品/クナイプジャパン

●ぐっすり眠りたい人は「BARTH」

BARTH【バース】入浴剤 中性 重炭酸 30錠入り (保湿 ギフト 発汗 無添加)

《おすすめPOINT》
湯に溶け込んだ重炭酸ガスがじんわりと体を温める。

「微温(体温+0~2℃)の湯で20分。照明を暗くしてゆっくり浸かれば深部体温が上がり、深い眠りに」

地下1000mの高圧環境で噴出した世界的に希少な炭酸ガスによる「中性重炭酸泉」を実現。重炭酸イオンがしっかりと溶け込んだ中性の湯が心身の疲労をほぐし、温浴効果をサポート。また、肌のきめを整えて柔らかくするほか、頭皮にかけてもみほぐせばしなやかな髪に。900円(9錠)薬用/BARTH 中性重炭酸入浴剤

●こりをほぐしたい人は「ツムラのくすり湯 バスハーブ」

ツムラのくすり湯 バスハーブ 商品画像

《おすすめPOINT》
6種類の生薬エキスが体をじっくりと温める。

「約40℃の湯で全身浴と浮き身浴(湯船の縁に頭をのせ手足を伸ばす入浴法)を行えば、肩や腰の緊張もほぐれます」

日本初の入浴剤「浴剤中将湯」を生み出した老舗が1975年に発売したロングセラー。トウキやハマボウフウ、ハッカ、カミツレなど6種の生薬抽出エキスが温浴効果を高め、肩こりや腰痛、疲労を緩和。柑橘と生薬の心なごむ香りで至福のバスタイムを。1750円(210ml)医薬部外品/ツムラ

教えてくれた人:お風呂のソムリエ・松永武さん

温泉入浴指導員、温泉健康指導士。2005年に“お風呂のソムリエ”を目指して「バスリエ」を創業。入浴セミナーや入浴剤の商品企画などを手がけている。

※女性セブン2020年6月4日号

●お風呂のちょうどいい温度|12症状別、おすすめの温度と浸かる時間
●お風呂ダイエットに「効果なし」は本当か?医学博士の見解
●コロナ禍のストレス解消にお風呂!睡眠不足、心配事が消えない…など悩み別入浴法
●入浴、正しい入り方は?美容や健康に効果的なベスト時間、温度を解説
●簡単な風呂トレ|お腹、脚、ヒップなどを引き締める筋トレ4つ紹介

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