コロナ不調は水を飲んで改善!? 1日2リットルとらないと水太り、むくみなどが…

新型コロナウイルスの感染拡大防止のための自粛生活が長くなると、先の見えないモヤモヤで心身ともにストレスがたまる。なんとなくダルい、物忘れがひどい、肌がカサカサして腰が痛い~などの症状を軽くするためのいちばん簡単な方法は、水を飲むこと。実はそれらの症状には、体内の水分量が大きく影響している。

水の入ったグラスを片手に微笑む女性

その不調は水分の代謝異常のサインかも!?(写真/アフロ)

体内に占める水分の量はどれぐらい?

たとえば体重50kgのあなた(成人)。体の約30kgは水だ。ではその水は体のどこに、どうやって存在するのだろう。

「体内の水(体内水)の3分の2は細胞の中(細胞内液)にあり、残り3分の1は、『細胞外液』(血液中の血漿やリンパ液、脳脊髄液〈*1〉、間質液〈*2〉の総称)で構成されています。たとえば、筋肉の7〜8割、皮膚の7割、骨ですら3割が、水分です」

そう語るのは、心療内科医の森下克也さん。

〈*1:脳脊髄液とは、脳と脊髄を覆う膜の中にあり、脳や脊髄に栄養を送り、老廃物を回収する役割がある。*2:間質液とは、血管やリンパ管、臓器のすき間を満たす水で、血管や細胞の壁を通り抜けて体中を移動している〉

体内水は常に全身をかけめぐり、細胞や臓器に栄養を届け、老廃物とともに排出される。この循環がスムーズであれば体は健全といえるが、ひとたび内臓や血管、自律神経などに乱れが生じると水分の代謝異常が起こり、さまざまな不調(不定愁訴)となって表れる。

◆体内水のバランスを整えれば健康に

体内の脂質、たんぱく質、水分量をあらわしたイラスト

「体の維持に不可欠な水ですが、西洋医学ではあまり重視されていません。そのため、薬が効く病気は治せても、検査で異常の出ない不調は治せないことが多いのです。

一方、東洋医学では、水は人体に重要な要素の1つと考えられています。不定愁訴は未病(大病につながる第一歩)と捉え、この段階で水を飲み、体内水のバランスを整えることができれば、多くの人は健康を取り戻せると考えます」(森下さん・以下同)

水が不足するとどんな症状が出るのか?

1日に失われる水分は2.1〜2.6リットル。同量を毎日補えば、体内水は1か月で入れ替わる。だが、不足すると毒素を含んだ古い水が体内に残り、代謝異常の原因になる。

「代謝異常は、【1】水分不足 【2】水分過多 【3】流れの滞り 【4】流れの偏り、の4原因が考えられます。【1】の場合は肌の乾燥や色素沈着、【2】では水太りやむくみ、【3】【4】は共通で、めまいや吐き気、のどの詰まりなどの症状が表れます」

このいずれかに当てはまる場合は、薬をのむ前に、まずは水をきちんと飲めているか、見直す必要がある。水を飲んで、コロナストレスを吹き飛ばそう!

教えてくれた人:もりしたクリニック院長・森下克也さん

浜松医科大学にて漢方と心療内科を研究。現在は自身のクリニックにて、原因不明の不調を訴える患者に対して、東洋医学の観点から「水飲み」を促し、効果を上げている。『不調が消えるたったひとつの水飲み習慣』(宝島社)ほか著書多数。

イラスト/コナガイ香

※女性セブン2020年5月7日・14日号

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