卵で美肌になるって本当?“アンチエイジング最強説”を栄養士が解説

いくつになっても若く見られるためには美肌でいることがポイント。女性の肌は30才をすぎたあたりから潤いが減り始め、乾燥、しわ、たるみなどの肌トラブルが徐々に増えてくる傾向に。

卵

写真/ゲッティイメージズ

それを防ぐために有効なのが卵だという。管理栄養士の菊池真由子さんは「卵を1日約1個食べ続ければ、衰えてきた肌が一気に若返る」と言う。その理由と食べ方を菊池さんに教わった。

卵が肌に良い理由とは?

「肌の若返りに有効な栄養素は5つ。良質なたんぱく質、ヘム鉄、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB群。この5つの栄養素をすべて含んでいるのが、食材の中でも卵だけなんです。

美肌は、古くなった細胞が肌の表面に押し出されて剥がれ落ち、新しい細胞に入れ替わることによって保たれます。このターンオーバーが規則正しく行われるための重要な栄養素がビタミンB群。良質なたんぱく質、ヘム鉄、亜鉛、ビタミンAは、“潤い成分”の合成を促し、みずみずしい肌作りをサポートします」(菊池さん・以下同)

◆卵のコレステロールは大丈夫?

新陳代謝に作用するビタミンB群が不足すると、老化が進むうえ、疲れやすくなったり、めまいや頭痛などを引き起こす原因にもなる。

「卵というと心配されるのがコレステロール。もちろん、摂りすぎはよくないのですが、肌の潤い、ツヤをキープするためには不可欠です。コレステロールは、細胞間にはいり込みホルモンや細胞膜の材料となる重要な栄養素。細胞膜が常に刷新されれば、肌の新陳代謝も活発になり若々しさを保てます」

食べる量は?ゆで卵や目玉焼きを1日約1個

写真/アフロ

では、どのくらいの量を食べればいいの?

「美肌のための適量は1日約1個。卵だけ食べるわけではありませんから、肉、魚、野菜、米など、トータルの栄養バランスを考えると、それ以上は摂りすぎです。食べ方は、ゆで卵、目玉焼き、卵焼きのようなシンプルな料理を、塩こしょうやしょうゆなどで食べるのがベター。

卵の食べすぎと余分なカロリーを抑えられます。例えば、オムライスやチーズオムレツは1食で卵2~3個を使いますし、調味料には乳脂肪分の多いバターやチーズ、牛乳や生クリームなどを使うケースも少なくありません。カロリーの高い卵料理を食べるなら、一緒に合わせる料理やデザートの脂肪分は減らしましょう。卵を食べて美肌を目指すつもりが、体重を増やすことになりかねません。脂肪分の摂りすぎは吹き出物の原因にもなりやすいので注意です」

◆完全栄養食だが含まれない栄養素も

卵は栄養豊富で“完全栄養食”と言われるが、実は補えない栄養素もある。

「残念ながら、ビタミンCと食物繊維だけは含まれていません。ですから、2つの栄養素をたっぷり含む葉物野菜などのサラダなどと一緒に食べればパーフェクトです」

卵を食べるタイミングはいつがいい?

写真/アフロ

食べるタイミングはいつがいいのか?

「肌の潤い成分が合成されるのは眠っている間。合成をサポートする役割を担う卵の良質なたんぱく質、ヘム鉄、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB群のパワーを最大限に発揮させるには、夕食に食べるのがおすすめです。また、高コレステロール血症が認められ、薬を処方されている人は控えましょう。食べる前に必ず主治医に相談を」

肌トラブルが増える夏前の今の時期こそ、美肌ケアするチャンス! 適量の卵を食べるだけできれいな肌がゲットできるなら、食べない手はないですよ。

教えてくれたのは:管理栄養士・菊池真由子さん

菊池先生の笑顔の顔写真

管理栄養士。健康運動指導士。NR・サプリメントアドバイザー。日本オンラインカウンセリング協会認定上級オンラインカウンセラー。大阪大学健康体育部(現・保健センター)、阪神タイガース、国立循環器病センター集団検診部(現・予防検診部)を経て、厚生労働省認定健康増進施設などで栄養アドバイザーを務める。ダイエットや生活習慣病の予防対策など、のべ1万人の栄養指導に携わる。『食べても食べても太らない法』(三笠書房・以下同)が10万部超えのヒット。『図解 食べても食べても太らない法』、『食べれば食べるほど若くなる法』、『図解 食べれば食べるほど若くなる法』もベストセラー。

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