耳の穴をもむだけ!小顔やたるみ改善、肩こり、腰痛の改善にも

東洋医学では、全身のエネルギーの通り道ともいえる経絡やツボは手や足に投影されると考えられている。そんな中、全身につながるあらゆるツボが集中する「耳」全体をほぐして、全身の不調をすっきりとさせる「耳エクササイズ」が話題だ。

鍼をさした耳の画像

耳には全身につながるツボが

鍼灸師でアジアン・ハンドセラピー協会理事の松岡佳余子さんは、耳の穴にも注目する。

「耳の穴の表面には、毛細血管が網目のように走っています。指を入れれば周囲の皮膚を刺激することができます。耳全体をもみほぐすのと同様に、血液とリンパ液の循環を促すことができ、体の不調を改善できます」(松岡さん)

耳を触って硬いところがあれば、そこに呼応する体の部位に不調があることを表している。ここをもみほぐしたり、ひっぱったりして耳がやわらかく、温かくなれば、体のこりやゆがみが解消されていく。

耳のツボとそこに呼応する体の不調を表した図解イラスト

体に不調があれば、耳が硬くなるといわれているが、「耳の穴が小さいという傾向もある」と前出の松岡さんは言う。

「耳の大きさには個人差がありますが、穴が小さいのは生まれつきではなく、血液やリンパ液の流れが滞り、耳の穴の内壁がむくんでいるのが原因。指を入れて内壁をマッサージすれば、血液とリンパ液の流れが改善され、むくみが解消できます。体の不調がなくなると、耳の穴が広がり、しっかりした耳になってきます。

指を入れて痛みを感じるところ、違和感があるところを押し広げて不調を改善させるのが基本ですが、上のイラストを参考に、不調の予防や期待したい効果に合わせて押し広げるのもいいでしょう」

松岡さんが指導すると、耳の聞こえがよくなったり、視界が明るくなって視力が上がる人も。顔のたるみ改善や小顔効果、ほうれい線が薄くなるなどの美容効果を実感する人も多い。

現在72才の松岡さんは、疲れがたまると起床時に耳鳴りがすることもあるそうだが、耳の穴もみをすると、耳鳴りが徐々におさまるという。

「起床時に行えば、一日の始まりを元気にスタートでき、入浴中や就寝前ならリラックスできます」(松岡さん)

ただし、耳の薄い皮膚を傷つけないよう、爪を短く切ること。片耳1回1分程度を目安に、1日1~2回行って。

「耳の穴もみ」のやり方

耳の穴の前にある、硬い出っぱりの内側に親指の腹をあてたイラスト

【1】耳の穴の前にある、硬い出っぱり(点線で囲んだ部分)の内側に親指の腹をあてる。親指がこれ以上入らないというところまで、耳の窪みに入れる。

親指の腹で耳の穴の入り口付近を押しているイラスト

【2】【1】の状態から、親指の腹で耳の穴の入り口付近を小分けに2~3秒ずつ押して親指を一周させる(上半分、下半分に分けて行うとよい)。痛いところは10秒程度押す。

耳の穴に小指を入れたイラスト

【3】耳の穴に小指をこれ以上入らないというところまで入れたら、周囲を押し広げながら、小指の腹で耳の穴の内壁を小分けに2~3秒ずつ押して小指を一周させる。痛いところは10秒程度押す。

指と人差し指で耳全体を覆うようにつかんだイラスト

【4】親指と人差し指で耳全体を覆うようにつかみ、側頭部が動くくらい強めにゆっくり後ろに耳を10回まわす。

イラスト/いばさえみ

※女性セブン2020年3月12日号

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