膝上スカートは何歳までOK?40代滝クリ、米倉らの脚出しに論争がぼっ発!

かのココ・シャネルは「女のひざは最も醜い場所だから見せてはいけない」と、ひざ下丈のスカートを作り、エレガンスを追求した。それから1世紀余り。今また、女性たちはスカート丈で揺れている。東京・大阪で大調査してわかった、リアルな日本のスカート丈事情──。

滝クリが着たブランドは『YOKO CHAN』

結婚会見をする小泉進次郎と滝川クリステル

滝クリ着用効果で『YOKO CHAN』のワンピースは即完売した(写真/共同通信社)

猛暑も落ち着き、ショーウインドーはすっかり秋。ファッションを楽しむ女性の間で、あるワンピースが熱視線を集めている。滝川クリステル(41才)が、小泉進次郎衆議院議員(38才)との結婚発表で着用した『YOKO CHAN(ヨーコ チャン)』のそれである。シンプルなデザインながらシルエットを美しく見せてくれると評判で、滝クリ効果も相まって、 “結婚できるワンピース”“1着は持っておくべき”と、絶賛されているのだ。

しかしその一方で「私には着られない」という声も。

「着たい人は着ればいいと思いますけど、私は無理。10代20代ならまだしも、この年でひざをむき出しにしてる人ってギョッとしません?」(48才・茨城)

「彼女って小顔だし、すごくスタイルがいいと思っていたんです。でもこうやってひざを出すと“庶民的な体形”ってバレるリスクが…」(44才・東京)

さすれば、世の女性たちに問いたい。女のひざはいつまで出していいのかと──。

40代での膝出しに医師の見解は?

写真/アフロ

「若い頃に美脚で“鳴らしていた”としても、40才を過ぎたらひざを出すのは、非常にリスキー」

と話すのは、銀座ケイスキンクリニック(東京)院長の慶田朋子さんだ。

「ひざには“膝蓋骨(しつがいこつ)”という骨があり、年を重ねると周囲の脂肪が萎縮して、骨が浮き上がり、ゴツゴツして見えます。そして筋肉の衰えや皮膚のたるみから、脚をまっすぐ伸ばした時にしわが寄ったり、ひざの上に肉がのっかってしまう。加えて、正座の習慣があった人は特に、黒ずみやざらつきも目立ってきます。つまり、脚が細い人でも、ひざの形や色が“ブサイク”に変わっている可能性が高いのです」(慶田さん)

最近は“ひざ年齢”を気にして、ひざのプチ整形を受ける人も増えているという。ひざ上肉を撃退する「脂肪溶解注射」や、皮膚のたるみを引き締める「サーマクールFLX照射」、黒ずみに効果的な「ピコレーザー照射」「ケミカルピーリング」が人気だという。

「日頃から軸が安定したハイヒールを履いたり、スクワットなどで筋トレすることも、美脚と美ひざの維持に大切なことです。ただそれでも当院に来られるマダムたちは、ボディーケアを万全にしつつも隠す派がほとんど。私もシアーなタイツをはいたりして、大人の上品な着こなしを心がけています」(慶田さん)

違和感の正体は完璧主義ゆえ

ブルーのミニスカスーツスタイルでCM発表会に登場した米倉涼子

米倉の美脚は5才から続けているバレエの賜物。役柄でもミニスカートを履く機会が多い

私たちはなぜ、他人のひざ出しを見て胸がザワついてしまうのか。美しいひざに妬ましさを感じるのはわかるとしても…。コラムニストの今井舞さんは言う。

「日本人は、完璧を求めすぎて、ふくらはぎのこのラインが嫌だとか、二の腕のこのたるみが許せないとか、自らを厳しくジャッジしすぎるきらいがあります。ですから、他人に関しても“私だったらそんなひざは出さないのに”と、生理的にNGを出してしまうことがままあります。特に脚は顔の次に目に入る、面積の多いパーツですから」

しかもそれはひざの見た目の良し悪しだけにとどまらない。ひざ出しファッションからその人の“マインド”が垣間見えるためだ。

「ひざを出すマインドは3タイプある。1つは、米倉涼子(44才)やRIKACO(53才)のように、ほかを圧倒するほどの見事な美脚を持っていて、出しても文句を言わせない“威嚇脚”タイプ。そして、友近(46才)やハイヒール・モモコ(55才)のように、“ほかのパーツはともかく、脚だけは褒められるから出させてよ”というタイプ。さらに、渡辺美奈代(49才)のような、“好きな服ってどうしてもひざ上になっちゃうの”というタイプ。女性って、そんなひざ出し由来までを瞬時に読み取って、ありかなしかをジャッジしているのです」(今井さん)

トレンドはエレガント!ひざは隠す、が今年風

オールアバウトファッションガイド・ファッションジャーナリストの宮田理江さんによれば、今年らしさを演出するには、“ひざは出さない”がトレンド的には正解だ。

「秋冬のトレンドはクラシックでエレガントな装い。スカートはひざ下丈、もしくはふくらはぎを隠すロング丈が増えています。それにひざを隠すロングブーツを合わせて、ボディーラインを縦長に見せるのがトレンドです」

でも、ひざを出したい人は?

「裾広がりのフレアスカートにベルトやコルセットでウエストを絞れば、メリハリのついたシルエットに仕上がります。足元は、ショートブーツやタイツでシャープな印象を。色はベージュやブラウンなどカフェラテ色だと肌なじみもよいですよ」(宮田さん)

賛否両論というより、大人の女性のひざ出しには“否”が多く飛び出したが、実際、世の女性たち(30~60代)はどのくらいひざを出しているのか? 本誌・女性セブン記者は街に飛び出て「ひざ出し」人数を調査してみた。

【3都市で突撃調査。ひざ出し女性は100人中何人!?】

●ひざ出し人数
東京・銀座 34人/100人

「トイレが楽だから」(40代)、「ジム帰りにはワンピが簡単で」(40代)、「いつもこのくらいの丈のスカート」(50代)など、“なんとなく”ひざ出し派多数。花柄、レース、ワンピースが3大人気で、パンプスとブランドバッグでエレガントに着こなす。

●ひざ出し人数
東京・表参道 12人/100人

「背が低いから、ボトムをコンパクトにしたくて」(20代)、「プレゼントしてもらったものだから」(30代)、「ジムに通って維持しているこの脚を見せたくて」(50代)など、ひざ出しに意図を感じた。無地やモノトーンでシャープな着こなしをしている人多数。

●ひざ出し人数
大阪・梅田 15人/100人

「丈が長いと暑いから」(20代)、「デートなので」(30代)、「数年前のワンピースだけど、気に入っているので」(40代)など、“なんとなく派”も“意思ある派”も混在。大きな花柄や幾何学模様、チュール重ねなど色柄や素材のひとクセが好まれる。

結果として、東京・銀座では100人中34人がひざ出しをしており、同・表参道ではわずか12人にとどまった。そして、大阪・梅田では15人に。 エレガントな女性が多い印象のある銀座だが、ひざ出しが多かった理由は?

「彼女たちは無難で、上品に見えて、なおかつかわいらしい雰囲気が大好物の、フェミニン至上主義。無難なものが好きでファッションの冒険をせず、似合う服はこれと決めつけて、時が止まってしまっているともいえます。かなりの高確率で“イタい”と思われている可能性が」(今井さん)

先に挙げた例でいうと、友近・モモコタイプと渡辺美奈代タイプだという。

「もちろん、好きな服を着るのは自由です。でも、せっかくなら、自分の好きな服をほかの人にも素敵って思われたいですよね。だから夫や娘など、率直な感想を言ってくれる人に“私のひざ出し、おかしくない?”と聞いて、定期的にワードローブを更新するといいかもしれませんね」(今井さん)

いずれにせよ、トレンドに敏感な女性にひざ出し女性はいないようだった。

※女性セブン2019年9月26日・10月3日号

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