皇后雅子さまが1日に2つの国際交流のご公務をこなされ、新皇后としての貫禄を 世界に示された。苦手と伝えられていた和服にまつわるエピソードも発掘しました!

8月30日「第7回アフリカ開発会議」に出席する各国首脳夫妻ご来訪時のお姿
『第7回アフリカ開発会議』に出席したアフリカの32か国の首脳夫妻らを招いて、天皇皇后両陛下が開かれたお茶会。民族衣装での出席も多かったゲストのために、雅子さまが選ばれたのは花かごに色とりどりの花々をあしらったあさぎ色の訪問着。皇太子妃時代はあまり得意とされていなかった和服でのお出ましだったが、この日は余裕の着こなし。だがそのお姿を拝見していて、本誌・女性セブンはあることに気づいた。
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1996年7月12日、国際青年交流会議レセプションにて
このお着物と帯の組み合わせはなんと23年前、雅子さまがご成婚(1993年6月9日)から3年後にお召しになったものとそっくり同じ! 当時、キャリアウーマンだった雅子さまはお着物を着るチャンスがなかったが、皇室にはいられて和服の着こなしにも長足の進歩を見せられていた頃だった。

前述の国際交流にて、握手を交わされる雅子さま。流暢な英語やフランス語などでコミュニケーションをとられていたようだ
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しっかりと相手の目を見つめられ、落ち着きのある堂々としたお姿

並んで手を振られ、お見送りをされる天皇陛下と雅子さま
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車からにこやかに手を振られる雅子さま
雅子さまはこの日の夜に行われた「野口英世アフリカ賞」の授賞式と晩餐会には、日中のお茶会とは打って変わって、ゴージャスなロングドレス姿で出席されていた。
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佳子さまは白地にピンクの柄で若々しく華やか
「第7回アフリカ開発会議」には、眞子さまと佳子さまのお姿も。フレッシュなお着物姿で臨まれた。
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お着物姿で車に乗られる紀子さま。口元には笑みをたたえられていた
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2019年9月19日号