【美のプロが愛するコンビニ飯】漢方目線で選ぶ「「パイナップル」や「枝豆」など夏バテ解消の6品

梅雨が明けたら一気に猛暑。目まぐるしく変わる天気に振り回され、ダイエットをやるどころか体調も低迷気味。そんな弱った体におすすめのコンビニフードを漢方スクールで講師も務める薬剤師に聞いた。

セブンイレブンの枝豆とパイナップルとファミリーマートののむヨーグルトと薬日本堂の漢茶(軽)とカゴメのトマトジュース食塩無添加200mlとセブンイレブンのひと切れカステラ

食べる物は、天候・時間帯・体調といった“今の自分の状況”に合っているかを漢方理論に照らし合わせながら選ぶようにしていると語るのは、薬剤師の中真由美さん。漢方では、食材はそれぞれ、心身に働きかける性質を持つと考えられている。コンビニでも漢方目線での選択ができるという。

「漢方的な食材の見方として、五性(寒・涼・平・温・熱)、五味(酸・苦・甘・辛・鹹〈塩辛い〉)、五色(青・赤・黄・白・黒)があります。夏は、暑さだけでなく、冷たい物のとりすぎや湿気によって、胃腸が弱り体も重だるくなりがち。体の熱をとったり、水分代謝をよくする食材を使った商品を選ぶのがポイントです。旬の食材はいいですね。また、酸味と甘味を一緒に摂ると、潤い&クールダウンにつながります。汗をかくときに意識しておけば、熱中症予防や秋以降の乾燥対策にもなります」(中さん・以下同)

『パイナップル 120g』(セブン-イレブン)

セブンイレブンのパイナップル120g

『パイナップル 120g』(セブン-イレブン)181円(税込)

●疲労回復効果満点の果物

クエン酸やビタミンB1、ビタミンCなど、疲労回復効果の高い栄養がたっぷりのパイナップルは、食物繊維も豊富。さらに消化機能を助けるパイナップルは、暑さで疲れた体と胃腸にもってこいの果物と言える。1袋に120gはいって61kcal。

「蒸し暑い時期、汗をかいたあとや体が重だるいときに欲しくなります。カット済みなので手軽に食べられ、量もちょうどいい。素材そのものの甘さがおいしく、適度な水分補給にもなります。パイナップルは酸味・甘味で、消化や疲労回復の助けになる黄色い食材。体内に水を巡らす働きもあります。食べすぎや夏バテ、むくみが気になる人にもおすすめです」

『カゴメ トマトジュース 食塩無添加200ml』(カゴメ)

カゴメ トマトジュース 食塩無添加200ml

『カゴメ トマトジュース 食塩無添加200ml』(カゴメ)86円(税込・編集部調べ)

●リコピンでアンチエイジング

リコピンとGABAが含まれる食塩無添加のトマトジュース。リコピンには血中HDL(善玉)コレステロールを増やす機能があり、GABAには高めの血圧を下げる機能がある。200mlあたり40kcal。

「原材料がトマトのみ。甘すぎないすっきりした味が、おにぎりなどのごはん系とも合います。常温での持ち運びも可能。塩分の摂りすぎが気になるときに手軽にカリウム摂取でき、さらに抗酸化作用のあるリコピンや、気持ちを落ち着かせるGABAも豊富です。トマトは、酸味・甘味で、五性は涼性。心身をクールダウンさせて、渇きも癒してくれるので、暑さや緊張で体に熱を帯びたときにもいいですね」

『枝豆(沖縄の塩シママース使用)』(セブン-イレブン)

『枝豆(沖縄の塩シママース使用)』

『枝豆(沖縄の塩シママース使用)』(セブン-イレブン)170円(税込)

●旬の野菜で余分な水分をデトックス

夏の食材の代表格である枝豆は、カルシウム、鉄分などのミネラルや、ビタミンB1、B2、大豆には含まれていないビタミンCも豊富と栄養価が高い。食物繊維も豊富で便秘予防にもおすすめの優秀食材だ。

「枝豆は、野菜と豆の両面を備えるため栄養も優れ、たんぱく質や食物繊維も豊富で食べ応えもあります。そのまま食べるだけではなく、スープ系の総菜に加えることも。このボリュームで1パック99kcal。旬を迎える豆類は元気をつけ、体内の余分な水分をとってくれるので、この時期、積極的にとりたい食材です」

『薬日本堂 漢茶 軽 2g×6』(ナチュラルローソン)

ナチュラルローソンの薬日本堂 漢茶「軽」

『薬日本堂 漢茶 軽 2g×6』(ナチュラルローソン)494 円(税込)

●ダイエット茶ベースの健康茶

東洋素材と西洋素材を厳選してブレンドした漢茶。プーアル茶、杜仲葉、ドクダミ、キャンドルブッシュ、さらにハトムギを配合し、ダイエット中の飲み物としておすすめのブレンドになっている。

「飲み物は、体調に合わせたものをマイボトルに入れて持ち歩くことが多いのですが、この漢茶シリーズは、各テーマに合わせてバランスよくブレンドされ、ティーバッグになっているので、素材を揃える手間も省けて便利です。ダイエット茶としても有名なプーアル茶をベースに、水を巡らせたりデトックスに役立つ素材がはいっているので、湿気や食べすぎで体が重く感じるときに選びます。ドクダミやハトムギは、肌トラブルに対しても昔から使われているので、肌荒れが気になる人にもおすすめです」

『のむヨーグルト クリーミープレーン』(ファミリーマート)

ファミリーマートののむヨーグルト クリーミープレーン

『のむヨーグルト クリーミープレーン』(ファミリーマート)185円(税込)

●シンプルな原材料で潤いチャージ

生乳を使用したまろやかでコクのあるヨーグルト。乳脂肪分をアップし濃厚な仕上がりで、甘味が強くしっかりとした味わいが特徴。240gあたり217kcal。

「原材料が牛乳、乳製品、三温糖のみとシンプルな点が気に入っています。ヨーグルトは、皮膚や呼吸器、免疫力とも関係が深い白い食材で、酸味・甘味があり、潤いを生みます。私は喉を酷使するときによく飲んでいますが、エアコンによる乾燥が気になるかたにもおすすめ。小腹を満たしてくれるので間食にも最適です」

『はちみつ香るしっとりカステラ 1切』(ローソン)

ローソンのはちみつ香るしっとりカステラ1切

『はちみつ香るしっとりカステラ 1切』(ローソン)130円(税込)

●リッチな味わいで食べすぎずに済む1切れスイーツ

卵の配合を増やし、ふんわり感と卵のコクがアップ。じっくりと時間をかけた蒸し焼き製法で、しっとりとした食感が特徴。1切れあたり135kcal。

「疲れて甘い物が欲しいときに。1切れでの包装がうれしい。原材料は鶏卵、砂糖、小麦粉、水あめ、はちみつ。余計なものは使われておらず、原材料全てが元気と潤いを与えてくれる食材。自身の胃腸炎回復期に、消化の負担が少なくて栄養価の高い物はないかと探したのがきっかけ。甘味は”補益・緩和”の働きがあり、疲れをとり、緊張を緩めます。ただ、摂りすぎると体のラインも緩んでしまうので気をつけて」

薬剤師:中真由美さん

薬剤師の中先生

大阪大学薬学部卒業後、同大学医学部附属病院薬剤部に勤務。その後、保険調剤薬局を経て、薬日本堂へ入社し、漢方相談業務に携わる。現在は講師として、薬日本堂漢方スクール品川校の「漢方養生指導士養成講座」通学コースや「はじめての漢方入門」等のワンデイセミナーを担当している。

撮影/黒石あみ 取材・文/竹腰奈生

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