すきま瞑想のススメ|やり方のコツ&快眠、免疫力アップなどさまざまな効果を解説

毎日忙しくてイライラ、なんだか元気が出ない、将来が不安…など、スッキリしない心と体。そんな時こそ瞑想(めいそう)がオススメ。かんたんな瞑想法で脳を刺激して、リフレッシュしましょう。

リビングでイスに座って瞑想の姿勢をとるタレントの中島史恵

瞑想には、よく眠れる、前向きになれる、脳の活性化や免疫力アップなどさまざまな効果が

瞑想による変化、メリットは?快眠や免疫力アップも

漠然と不安になったり、元気が出ない時に大切なのは、今、目の前にあることだけに集中すること。この集中する過程を「マインドフルネス」と言い、集中するためには、瞑想が最適。

「瞑想とは、考えない練習です。雑念を払って“無”になること。雑念と無を行き来することで脳が活性化し、ストレスを軽減します。また、脳内で怒りの感情をつかさどる扁桃体の活性を和らげて、穏やかな気持ちに。血流を促すので、免疫力を上げるとも言われます」(医療法人和楽会理事長・貝谷久宣さん)

「瞑想と聞くと難しそうですが、呼吸を意識するだけでも気持ちの切り替えになります。ぜひ、試してみて」(タレント・ヨガインストラクター・中島史恵さん)

瞑想のメリットには以下のようなものがあるという。

・よく眠れる
・イライラしなくなる
・前向きになれる
・脳が活性化する
・免疫力が上がる

基本の“いす瞑想”のやり方

1.いすに浅く座って力を抜く。
2.腰とひざは90度に曲げる。
3.口は軽く閉じて、舌は上あごに付ける。
4.顔は正面、目線は少し下げる。

法界定印にした手
5.手は法界定印にする(上写真)。手の平を上に向けて右手を下にし、第2関節あたりまで重ねる。親指の先は軽く触れる程度に。
6.この状態で20分ほど集中時間がない時は数分でもOK。

いつでもどこでも24時間スキマ瞑想のやり方

慌ただしい日常生活のなかでも、スキマの時間を賢く使えば、瞑想ができます。コツコツ続けることで効果が上がる!

●【朝】朝日を浴びながら 朝の光で脳を刺激

朝日を浴びる中島史恵

朝日は体内時計を整えて脳を活動モードにするための大切な刺激。「朝起きたらカーテンを開けて、朝日に向かってゆっくり深呼吸をします。寝起きでボーっとした頭がスッキリして集中力が上がり、清々しい気持ちになれます」(中島さん)。

●【朝】電車に乗りながら 足裏から息を吸い上げるように呼吸

電車のつり革につかまる中島史恵

「つり革をつかんで立ち、呼吸に集中。息を足の裏から吸い上げておへそを通り、口からふわっと吐き出すようにイメージします。呼吸に集中すると、周囲のことは気にならなくなり、イライラも軽減。気持ちのいい1日をスタートできます」(貝谷さん)

●【昼】ランチを食べながら お米をじっくり観察

ごはん茶碗を持つ中島史恵

「少量のご飯を茶碗に入れて、色つやを観察したら、臭いをかぎます。自分を満たしてくれるご飯に感謝しつつ、ひと塊を口に入れて口内に触れる感覚やにおいを実感したら、ゆっくりかみます。ご飯の形状や味の変化を感じたら飲み込み、食道を通り胃へ到達した感覚を受け止めます」(貝谷さん)

●【昼】木の下を歩きながら 植物のあるところは瞑想に最適

木の下を歩く中島史恵

「緑がある場所は脳によい影響を与えます。公園や街路樹があるところを歩いてみましょう。歩幅や足裏の圧力、腕で風を切る感じなど、ひとつの感覚に集中して」(貝谷さん)

「葉脈を観察したり、木の香りをかいだりと、五感を働かせることも大切」(中島さん)

●【夜】シャワーを浴びながら 自分の体に感謝しながら洗う

シャワーを浴びる中島史恵

「1日の終わりの入浴時には、今日も1日、“ありがとう”と自分の体に感謝して体をなでながら、手が体に触れている感覚を受け取ります」(貝谷さん)。自分をいたわることで、気持ちが落ちついて、寝つきがよくなります。

●【夜】寝る前、ベッドに座りながら 明日の自分に暗示をかける

ベッドに座る中島史恵

「しっかり休むためには、寝る前の瞑想は重要」(中島さん)

「ベッドの端に座ってゆったりと呼吸をし、“ゆっくり眠れる”や“明日は何時に起きる”など、自分に暗示をかけてから眠ると、その通りに実行しやすくなります」(貝谷さん)

【こんな時どうする?瞑想ビギナーQ&A】

Q.いつ行うのがいい?

A.いつでもOK
朝でも夜でもどの時間帯でもいいのですが、続けることが重要です。そのためには、自分が確実にできる時間帯を決めることで、習慣化しやすくなります。

Q.どんな服装で行う?

A.ラクな服装で
ゆったりしていて締めつけがなく、着込んだり極端に薄着にしたりせず、適温を保てる服装にしましょう。また満腹も空腹もおすすめできません。

Q.どれくらいの効果を実感できる?

A.目安は8週間
個人差はありますが、医師によるうつなどの治療では、毎日30分、8週間続けることが目安。最初に変化するのは顔つきなので、自分で観察してみましょう。

Q.雑念が払えない時はどうしたらいい?

A.呼吸に集中する
どうしても頭を空っぽにできない場合は、数を数えて呼吸するなど(下写真)、呼吸だけに集中してみましょう。慣れてくると呼吸の回数が徐々に減ります。

いすに座った姿勢で足を開き、両手を斜め上に上げながら、胸を開いて息を吸う

いすに座った姿勢で足を開き、両手を斜め上に上げながら、胸を開いて息を吸う

上体を前に倒して両手を下げて脱力し、息を吐ききってゆっくり10まで数える

上体を前に倒して両手を下げて脱力し、息を吐ききってゆっくり10まで数える


●タレント・ヨガインストラクター中島史恵さん
シェイプUPガールズのメンバー。社長を務める空中ヨガ「avity」代官山スタジオには、多くの有名人が足しげく通う。

●医療法人和楽会理事長 貝谷久宣さん
東京マインドフルネスセンター名誉センター長。パニック症や社交不安症の第一人者で、治療に瞑想を取り入れている。

撮影/布施鮎美 イラスト/今井有美

※女性セブン2019年7月4日号

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