「こうじ水」でダイエット!代謝アップの効果と活用法を医師が解説

女性にうれしいさまざまな効果が期待できると注目を集めている「こうじ水」。

ーこの記事は4分で読めますー
【目次】
こうじ水のダイエット効果は?
こうじ水の飲み方
こうじ水と合わせてとりたい食品、便秘解消にも
こうじ水のオススメアレンジ
こうじ水の注意点
『コップ1杯で人生が変わる! こうじ水で体すっきり!ずっと健康!』の書影

3万部超えのヒットを記録しているムック『コップ1杯で人生が変わる!こうじ水で体すっきり!ずっと健康!』(宝島社)は、こうじ水の魅力がつまった1冊。そこで、同書の監修を務めた星子クリニック院長・星子尚美先生から、こうじ水をダイエットに活用する方法について、より詳しく教えてもらった。

* * *

こうじ水のダイエット効果は?

こうじには、体の代謝に必要な栄養素であるビタミンB群と必須アミノ酸がたくさん含まれています。これらは脂肪の原因となる脂質や糖質の分解を促進するので、新陳代謝を高めて、脂肪の燃焼をサポート。脂肪がつきやすい人は、ビタミンB1、B6、B12などのB群が不足している可能性もあります。

さらに、こうじに含まれる食物繊維や酵素が生み出すオリゴ糖は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果も。腸内環境が整っていると、消化、吸収、排泄がスムーズに促されるので、栄養素が必要な場所に届き、エネルギー代謝を高めてくれます。

また、こうじ水は甘酒とほぼ同質の栄養素を摂ることができるにも関わらず、糖質やカロリーはほどんどないので、ダイエット中に飲んでもOK。むしろ、食事制限によって不足しがちなアミノ酸やミネラルなどの補給にも役立ちます。菌のいいとこ取りをできるのが、こうじ水です。

腸内環境が整い、必要な栄養素や酵素をしっかり取り入れていれば、体の代謝も上がって、自然と痩せやすい体に変わっていくと思います。

こうじ水の飲み方

空腹のときに飲めば、腸にすばやくこうじ水の効果が行き渡り、代謝アップが狙えます。また、食事中に飲んだ場合には、こうじ水に含まれる分解酵素が消化を助けてくれます。ビタミンB群には疲労回復の効果もあるので、運動の前後に飲むのもいいですね。

善玉菌を育てる酵素や栄養素を含むこうじ水をコンスタントに摂ることは、菌同士が勢力争いを続けている腸内で、いい状態に傾きかけている菌を維持するためにも有効です。そのため、ボトルに入れて持ち歩くなどして、1日の中でこまめに飲むのがベスト。水感覚で1日に何度も飲むようにしていただきたいです。

また、こうじ水を1度にたくさん飲むとお腹がゆるくなってしまう人もいるので、様子を見ながら試していただきたいですが、それ以外に摂りすぎることによるデメリットは特にありません。小分けに飲んだ方が吸収はよくなるのですが、朝夜しか飲めないという人はそれでもいいので1日500ml以上を目標に、とにかく習慣として毎日続けることが大事です。

こうじ水と合わせてとりたい食品、便秘解消にも

星子尚美先生

腸内環境を整えるのにオススメの食材は大きく分けて、発酵食品と食物繊維を多く含んでいるもの。

酵素にはさまざまな種類があり、それぞれがいろいろな働きをします。発酵食品には、こうじ水にはない酵素を含んでいるものもあるので、これを食べることで多種多様な生きた酵素を摂ることができます。代表的なものとしては、納豆、味噌、しょうゆ、漬物などです。

食物繊維には、水溶性と不溶性の2種類があります。不溶性食物繊維は腸内の悪いものを吸着して、便として体の外に排出します。水分を吸って膨らみ、腸のぜん動運動を促してくれますが、便秘がひどい人はそれでも出なくて逆に苦しくなってしまう場合も。そういう場合には、水溶性食物繊維を摂るようにしましょう。これは、腸内の善玉菌のエサになり、善玉菌を増やしてくれます。また、糖の吸収をゆるやかにしたり、脂肪吸収を抑えたりする効果もあります。

納豆の画像

写真/Getty Images

食物繊維を含む食材の多くは両方の食物繊維を含んでいますが、不溶性と水溶性を2:1の比率で含むものが腸にいいと言われています。例えば、納豆、ごぼう、にんじん、なめこなどですね。

また、さらに燃焼効果をアップさせたいなら、食事に羊肉をチョイス。体内の脂肪酸と結びついて、細胞内でエネルギーを作り出すL-カルニチンが豊富です。

こうじ水のオススメアレンジ

グラスに入ったジンジャーこうじ水

こうじ水を飲みやすく、栄養もプラスするアレンジとして簡単にできるのは、野菜ジュースをこうじ水で割ったオリジナル酵素ドリンク。

また、ダイエット向けのアレンジとしては、デトックスと代謝アップにアプローチするアレンジを。デトックスなら、りんごやバナナなど食物繊維の多いものを合わせるか、糖質が気になるなら野菜を多めにしても。特ににんじんは水溶性食物繊維も豊富です。代謝アップを狙うなら、しょうがの絞り汁と炭酸、はちみつをブレンドしたジンジャー炭酸水がいちおし。しょうがの辛味成分・ジンゲロールは体を温めますし、非加熱のはちみつにも代謝を上げる効果が期待できます。

こうじ水の注意点

気をつけたいのは、保存。高温多湿に置いておくと悪くなりやすいです。こうじ水の発酵が進んでしまうので、できるだけその日のうちに、難しければ翌日までに飲みきるのが安心です。何日に作ったか、メモしておくといいでしょう。材料にミネラルウォーターを推奨しているのも、雑菌などの混入を防ぐためです。

残ったこうじはサラダや漬物に混ぜたりして料理にアレンジできますが、こちらも長期間の保存には適していません。食べきれないときは入浴剤としてお風呂に入れると、美肌効果が期待できますよ。

監修:星子クリニック院長・星子尚美さん

星子尚美先生

東京女子医科大学医学部卒業、熊本大学医学部大学院修了。病気にならないための食事指導や、食のセミナーなども開催。2006年、米国ISNF公式認定サプリメントアドバイザー取得。2009年高濃度ビタミンC点滴療法専門医、アンチエイジング統合医療認定医取得。2014年メディカルアロマディプロマ取得。同年、予防医学に貢献した等で東久邇宮国際文化褒賞を受賞。現在は活動の場をアジアに広げている。

【データ】
宝島社『コップ1杯で人生が変わる!こうじ水で体すっきり!ずっと健康!』
著者:星子尚美(星子クリニック院長)
https://hoshiko-clinic.com/


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