【ミートファーストダイエット】が注目!肉を先に食べて痩せる理由と方法とは?

“肉を食べると太る”はもう古い!? 食事の際に野菜から先に食べる「ベジファースト」はダイエッターの常識となっているが、今注目は「ミートファースト」。

ーこの記事は3分で読めますー
【目次】
そのダイエット効果と3つの基本とは?
やり方:1日に食べる量の目安は?
ダイエットになるもう1つの理由
この人に聞きました:医師・工藤孝文さん

ステーキ肉

写真/アフロ

最新の研究結果によれば、食事の際に肉を最初に食べることによってダイエット効果が期待できるという。自身も大の肉好きというダイエット専門医の工藤孝文さんが、そのメカニズムを解説してくれた。

そのダイエット効果と3つの基本とは?

店に並べられた肉

写真/アフロ

ミートファーストダイエットの基本は次の3つだ。

【1】最初に肉を食べ、最後に主食を食べる。
【2】肉以外の食材をバランスよくとり入れる。
【3】よく噛んで、時間をかけてゆっくり食べる。

【1】 の“最初に肉“というのは、正直、太りそうな気がしてしまうが…工藤さんはこう解説する。

「肉にはたんぱく質が豊富に含まれています。炭水化物、たんぱく質、脂質の3大栄養素をすべて同じ分量食べた場合、食欲を満たして抑える効果があるのはたんぱく質のみであると実証されています。最初にたんぱく質を摂ることで、自然と主食の量も減り、ダイエットにもつながる。また、さまざまな大学や機関において、“太りにくい食べ方”が研究されていますが、いずれも炭水化物を最後に食べ、血糖値の急激な上昇を防ぐカーボラストが効果的だという結果が出ています。

さらに、食後血糖の激しい変動が、低血糖や糖尿病のほか体調不良やストレスの原因にもなると問題視されています。血糖値が安定していると、ホルモンや自律神経のバランスが整いますから、ダイエッターが陥りがちなリバウンドにも歯止めがかかります」(工藤さん・以下同)

肉に含まれるある成分もダイエットに効果的だという。

「肉には体内の脂肪を燃やし、エネルギーに変える働きをするL-カルニチンが豊富に含まれています。つまり、L-カルニチンを多く摂れば体脂肪を燃やす効果も高い。不足すれば脂肪が蓄積されるということになります」

L-カルニチンの含有量は100g当たり牛肉130mg、豚肉70mg、鶏肉30mg。牛肉の中でも、特に多く含まれているのが赤身の肉(ヒレ)だ。

やり方:1日に食べる量の目安は?

レアで焼いたステーキ肉

写真/アフロ

ミートファーストダイエットでは、肉を毎日食べることがポイントだ。とはいえ、どのくらいの量を食べればいいのだろうか。

「ぼくだって毎日、ステーキじゃ飽きるし、お金も続かない(笑い)。ほかの食材からもたんぱく質を摂取するので、食べる肉の適量は1日に自分の体重×1g(体重50kgの人は50g)。手のひらにのるくらいの量で十分です。ちょい足し程度ですので、野菜炒めに加えたり、牛しゃぶサラダにすれば、料理にも取り入れやすい。また、牛肉に比べ、豚肉や鶏肉はL-カルニチンの含有量こそ少ないですが、どちらも良質なたんぱく質、そして豊富な栄養素を含んでいます。牛肉、豚肉、鶏肉をバランスよくとりましょう」

【2】の”肉以外の食材をバランスよくとり入れる”ことも大切。

「肉には、たんぱく質をはじめ脂質などの豊富な栄養素が含まれていますが、1つの食材で、すべての栄養素を補えるわけではありません。女性におすすめしたいのが、肉と一緒にビタミンCを摂ること。ビタミンCは、赤身の肉に多く含まれる鉄分の吸収を高めてくれるため、女性に多い貧血予防にも有効です。ちなみに、皮膚や骨を作るたんぱく質であるコラーゲンを生成するには、緑黄色野菜などのビタミンが不可欠です」

ところで、肉は脂肪を燃やしてくれる反面、消化に時間がかかるのが難点。これがポイントの【3】だ。

「肉をスムーズに消化、吸収させるには、よく噛んでから飲み込みましょう。噛むことで、あごの筋肉と、周辺にある神経が刺激されます。すると、脳内の満腹中枢が刺激され、食事の満足感も得られやすい。食欲にブレーキがかかるので過食予防にもなります。さらに、よく噛むだけで内蔵脂肪が燃焼し消費エネルギーが30%上がる、という研究結果も報告されています」

ダイエットになるもう1つの理由

肉を食べることがダイエットにつながる理由はほかにもある。

「肉に含まれるたんぱく質は、基礎代謝を上げる筋肉の原料となります。そのたんぱく質の素となるのがアミノ酸です。中でも9種の必須アミノ酸は体内で生成できないため食品から摂らざるをえない。肉には必須アミノ酸がバランスよく含まれているので、効率よく摂れるのが魅力なのです」

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この人に聞きました:医師・工藤孝文さん

工藤孝文さん
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、大学病院、地域の基幹病院を経て、現在は、福岡 県みやま市の工藤内科で地域医療を行っている。ダイエット外来・糖尿病内科・漢方治療を専門とし、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)減量外来ドクター、『ガッテン』(NHK)『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)漢方治療評論家・肥満治療評論家など、メディア出演多数。日本内科学会、日本糖尿病学会、日本東洋医学会、日本肥満学会、日本抗加齢医学会、日本女性医学学会、日本高血圧学会、日本甲状腺学会、小児慢性疾病指定医。

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