むくみを放っておくと大変なことに!? すっきりするちょいケア法

朝起きたら顔がパンパン、夕方になると靴がきつい…。夏は、水分やアルコールの飲みすぎ、エアコンによる冷えなどから特にむくみやすい季節。

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厚生労働省が行った国民生活基礎調査(平成25年)によると、むくみを感じている人は男性16.8%に比べ、女性は46.3%と圧倒的に多い結果に。また、加齢とともにむくみやすくなり、40代では49.7%だが、70代は78.7%、80代に至っては100%の女性がむくみを訴えている。

慢性的なむくみは、病気のサインである可能性が

血管外科医で「横浜血管クリニック」の院長、林忍さんは、“慢性的なむくみ”の危険性についてこう話す。

「人体の6、7割は水でできていて、水分の排出がうまくいかないと細胞間に水がたまり、これがむくみの原因に。塩分の摂りすぎやアルコールの飲みすぎなどによる、一時的なむくみならいいのですが、1か月以上続く慢性的なむくみは要注意。むくみから大きな病気が見つかることも多く、病気のサインかもしれません」(林さん、以下「」内同)

特に気をつけたいのは、心臓、肝臓、腎臓、甲状腺の4つの臓器と林さんは言う。「これらの臓器に問題があると、体は慢性的にむくみます。また、片足だけがむくむ場合は、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)、リンパ浮腫、下肢静脈瘤などの可能性があります」

歩き方の変化で、むくむ部位が変わった!?

一方、「レイ・ビューティスタジオ」の田中玲子さんによると、「これまでのべ17万人を施術しましたが、昔といまでは、むくみを解消するポイントが変わってきたことを実感しています」なのだとか。

42年間カリスマエステティシャンとして第一線で活躍する田中さんは、確実かつ即効性のある施術が人気で、モデルや女優からの指名も多い。そんな彼女が脚の異変に気づいたのは約25年前のこと。

「以前は、第2の心臓といわれる“ふくらはぎ”をマッサージすれば、むくみは解消しました。ところが、この頃からふくらはぎをほぐしても脚はパンパンのまま。不思議に思い、脚を上へ上へともみほぐすうちに、“太もも”が硬いことに気づいたんです」(田中さん、以下「」内同)

太ももの大きな筋肉がこり硬まることで、脚の静脈の中でもっとも太い「深部静脈」が詰まり、老廃物の流れが滞って、脚全体がむくんでしまうのだ。さらに、その原因は歩道がアスファルトで舗装されたことではないか、と分析する。

「昔は土の凸凹道が当たり前。坂道も多く、自然と太ももの筋肉を使って歩いていました。しかし、道が舗装されたことで、現代人は太ももの筋肉を使ってあまり歩かなくなりました」

また、パソコンを使うデスクワークも原因のひとつ。ずっと同じ姿勢でいると、筋肉が緊張状態を続けて硬くなる。最近、その影響がいちばん表れているのが“首”だという。

「実は老廃物や水分を流しているのはリンパが1割で、静脈が9割。首周りの筋肉が硬くなると深部の静脈を圧迫して、流れが悪くなり顔がむくみます。時間がないときは首の筋肉をほぐすだけでも、顔色が明るくなり、キュッと小顔になります。むくみは放っておくと、重力でたるみに変わります。そうなる前に、むくみをためずに、毎日ケアすることが大切です」

【むくまない女になるためのケアを伝授!】

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