AKB48をはじめ、数々の人気アーティストを手がけるカリスマ振り付け師、WARNER(ワーナー)さん。

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加圧スペシャルトレーナーとしても活躍する彼が創り出したダンスエクササイズ「骨盤シェイクダンス」は、日常生活では使われにくいコアマッスルを刺激することでキレイなくびれが生みだす。さらに、基礎代謝をアップすることで太りにくい体にもなれる、といいこと尽くめ。
そこで、『WARNER先生の骨盤シェイクダンス』(小学館)からその効果とやり方のコツをご紹介!
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「骨盤シェイクダンス」の核となるのが、骨盤を前後左右に揺らしたり、振ったりする「シェイク」の動き。その結果、得ることができる7つの効果はこちら!
効果1 くびれができる
腰を横に振ったり、前後に回転させたりと、わき腹の腹斜筋を刺激する動きをすることで、ウエストのぜい肉が解消。美しいくびれが手に入るそう。
効果2 脂肪が燃焼する
骨盤シェイクダンスは、体に適度な負荷がかかる有酸素運動。そのため、脂肪燃焼効果を得ることができるとか。
効果3 コアマッスルを鍛えて、代謝がアップ
骨盤を前後左右に動かすことで、体幹の深部の筋肉「コアマッスル」を刺激。その結果、基礎代謝が上がり、痩せやすい体質に。
効果4 骨盤のゆがみが改善し、美姿勢に
骨盤を前後左右に均等に動かすことで、周辺の筋肉のつき方のバランスが整う。その結果、体のゆがみが改善しやすくなるそう。さらに、骨盤が安定することで姿勢もキレイに。
効果5 血行がよくなって、こりや冷えが改善
ウエスト、腕、肩、背中、おなか、脚と、全身を大きく動かすため、血行をよくする効果が大。手足などの末端の冷えが解消したり、肩こりが改善しやすくなったりする人も。
効果6 ダンスの基礎が身につく
シェイクやツイスト、ステップなどダンスの基礎となる動きがいっぱい。続けるうちにコアマッスルが鍛えられて、粘りのある動きができるように。
効果7 気分がリフレッシュして、ストレス解消!
ほどよく発汗して爽快感が得られ、気分がリフレッシュ。ストレスを感じたときなどに行えば、気持ちも前向きになるはず!
ボディの引き締めを目指す女性が2週間、骨盤シェイクダンスにチャレンジ! その結果をご報告します。
BEFORE→AFTERで、ウエスト−5㎝、下腹−4.5㎝!

写真左がBEFORE、右がAFTER。「ウエストが5㎝も細くなって、スカートの上の“のっかり肉”が解消しました」高田さき(仮名)さん(32歳・会社員)
BEFORE:おなか全体が出ていて、姿勢も前のめり気味
【ウエスト】74.5cm【下腹】87.0cm
おなかの上部から、下腹までがポッコリ。バストとの境目もあいまいな印象。また、おなかの脂肪のせいか姿勢も前のめり気味に。
AFTER:おなかがスッキリ引き締まり、バストもヒップもアップ!
【ウエスト】69.5cm【下腹】82.5cm
腰回りが引き締まって、おなかがフラットに。バストもアップしたうえ、ヒップもキュッと上がり、姿勢もまっすぐで美しく。
妊娠とともに太り、出産後、体重は戻ったけれどお腹周りのお肉が戻らず。運動は好きだけれど、現在は育児中で運動不足気味。
骨盤シェイクダンスは、初級は簡単ですぐできるようになったので、毎日中級をメインに、ときどき上級にもトライ。やりやすい動きは、家事の合間などにもちょこちょこ実践しました。
続けたら、腰回りにお肉がのっかって、はきにくかったスカートがスムーズに入るように。ヒップもアップしたせいか、パンツのお尻の部分がゆるくなりました。産後太りがなかなか解消しなかったのに、こんなに引き締まって感激です。夫にも「妊娠前よりやせたんじゃない?」と言われました。
さらに、腸の調子がよくなったからか、お肌の状態も改善。短時間でできて続けやすいので、今後も続けます!
初心者は大きく揺らすほうがやりやすいけれど、慣れてきたら小さく揺らしてよりコアを使うと、さらに効果がアップするそう。そんな「骨盤シェイクダンス」の効果を最大限に引き出すためのコツを、WARNER先生がズバリ回答!
Q どれくらいで効果を感じますか?
A 3つのレベルを毎日行えば1週間で効果を感じるはず
初級、中級、上級のどれかを行うかや、行う回数、その人の体の状態によって、効果が現れるスピードは異なります。でも、運動不足の人が初級編を毎日1回行った場合には、10日ほどで効果を感じると思います。初級、中級、上級3つを行っていると、1週間でボディラインが変わるはず。
Q やらないほうがいいときはありますか?
A 体調が悪いときや痛みがあるときなどは避けて
体調が悪いときや、腰痛やひざ痛、関節痛などの体の痛みがあるとき、妊娠中や生理中に行うのは避けましょう。とはいえ、筋肉痛は運動不足の人が行うと、どうしても生じるもの。気にせずに続けてOKです。
Q 筋肉痛を防ぐために、おすすめのストレッチはありますか?
A 背中やおなかのストレッチをすれば筋肉痛予防に
骨盤シェイクダンスは、前後に必ず肩回しの動きを行うのと、初級はウォーミングアップ効果もあるので、初級を最初に行うことでも筋肉痛は防げます。運動不足で体が硬い人は、ダンス後に背中やおなかを伸ばすストレッチを行えば、より筋肉痛予防になります。
【おなかのストレッチ】
【1】腕を上げて頭の上で手を組む。息を吐きながら、そのまま両腕を上にグーッと伸ばして10秒キープ。これを3回。
【2】次に、息を吐きながら体を右に倒して、10秒キープ。左側も同様に。左右各3回。
【3】体の後ろで手を組んで、腕を斜め45度くらいに引き上げて胸を張り、腕をできるだけ後方に伸ばす。ゆっくりと息を吐いて10秒キープ。これを3回行う。
【背中のストレッチ】
【1】ひざを軽く曲げて立ち、両腕を肩の高さに上げて、ひじを軽く曲げて胸の前で手を組む。そのまま背中をグーッと伸ばして、ゆっくりと息を吐いて10秒キープ。これを3回行う。
【2】次に、組んだ腕をそのまま右斜め前方向に伸ばし、背中をグーッと伸ばして、ゆっくりと息を吐いて10秒キープ。これを左右各3回行う。
監修:WARNER(ワーナー)
振り付け師、トレーナー。振り付けアーティストは安室奈美恵、AKB48、乃木坂46、東方神起、宇多田ヒカルほか、多数。エクササイズ、トレーニングのスペシャリストとしても活躍しており、中目黒に完全個室マンツーマンのトレーニングスタジオ、「Personal Body Making Room(パーソナルボディメイキングルーム)」を主宰。著書に『WARNER先生の骨盤シェイクダンス』(小学館)
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