【卵のQ&A】「赤と白で栄養価に違いは?」「賞味期限は?」など話題の本から紹介

卵は1個あたり76kcalで、糖質量は0.1gと糖質制限ダイエットにぴったりの食材。さらにビタミン類や鉄などの栄養素も多く含んでいる。

『卵やせ』の表紙

コレステロールが多いことから1日1個までといわれていたこともあるけれど、病気疾患とコレステロールの関連は認められないことがわかったそう。それにより、厚生労働省が発表している食事摂取基準でのコレステロール摂取量の上限がなくなったことから、1日1個という制限をする必要もないのだとか。

このように、実は知っているようで知らない卵。もっと詳しくなることでダイエットにも役立てることができるはず! そこで、ブレインケアクリニック院長・今野裕之さんが監修を務めた“糖質オフダイエットの強い味方”『卵やせ』(主婦の友社)から、卵に関する正しい知識をご紹介。

教えて!卵のQ&A

同書では、『森のたまご』で有名な卵メーカー「イセ食品」が、卵にまつわる疑問に回答。間違った情報に惑わされず、卵について正しく知って、おいしく健康に役立てて。

卵の色が違うと栄養価も違う?

Q:卵の殻が赤いもの、白いものがありますが、栄養価に違いはありますか?

A:卵の殻の色の違いは、鶏の種類によるものです。鶏の羽の色が褐色系や黒系のものは、赤玉と呼ばれる卵の殻が褐色をした卵を産みます。対して、羽の色が白い鶏は、白玉と呼ばれる白い殻の卵を産みます。珍しいところでは、アローカナという種類の鶏は薄緑色の殻の卵を産みます。

一般的に赤玉の方が値段が高いので、栄養が高いと思われているようですが、栄養価に差はありません。値段の差は、赤玉を産む鶏の方が体が大きく餌をよく食べる、産卵の個数が少ないなどが理由にあげられます。

新鮮な卵の見分け方が知りたい

Q:新鮮な卵、古い卵の見分け方はありますか?

A:卵を割って、白身の状態で判断するのがわかりやすいです。

卵白は、「濃厚卵白」と呼ばれるどろりとして盛り上がっている部分と、「水溶性卵白」と呼ばれるさらさらとした部分があります。濃厚卵白は時間がたつ(鮮度が落ちる)とともに、水溶性に変わる性質があります。このため、卵を割ったとき、白身が盛り上がっているものは新鮮、白身が広がるものは鮮度が落ちているといえます。

また新鮮な卵の卵白には「炭酸ガス」が多く含まれているため、白身が白く濁っているように見えることがあります。この炭酸ガスは、時間の経過とともに、殻の気孔から抜けていきます。

安い卵の安全性が心配…

Q:特売の安い卵と、高い卵の差はなんでしょうか? 安い卵の安全性や品質が心配です。

A:卵は生鮮食品ですので、野菜などと同じように、季節や需要によって価格が変動します。

例えば寒い時期は、おでんや鍋といったメニューで卵の需要が増えるため、相場は上昇、値段が高くなります。逆に、夏は食欲が落ちたり、生で食べることを敬遠するため需要が落ち、相場は下向きとなり、値段が安くなる傾向にあります。ですから、安いといって品質が劣るということはありません。国内で流通している卵のほぼ100%は国内産です。国内産の卵は、飼料安全法により、排卵鶏への抗生物質、抗菌製剤の使用は一切認められていませんので、安全です。

また、「ブランド卵」「銘柄卵」と呼ばれる卵は、鶏の飼料によって卵の栄養価を強化したり、鶏の飼育方法にこだわるなど、消費者のニーズに合わせた付加価値がプラスされていて定価で販売されています。

賞味期限切れの卵は食べられる?

Q:賞味期限が切れた卵はいつまで食べられますか?

A:卵のパッケージに記載されている賞味期限は、冷蔵庫などの10℃以下で保存して、安心して生食できる期間を表しています。期限をすぎた卵は食べられますが、生では食べずに必ず加熱調理すること。加熱する場合は、半熟などは避け、黄身も白身も十分に火が通るよう調理しましょう。

賞味期限が切れた卵は、気温や冷蔵庫の温度などの保存状況にもよりますが、期限切れ後約1週間をめどに、できる限り早めに食べきりましょう。ちなみに、ゆで卵の保存は、固ゆで(殻にひびがないもの)で冷蔵庫で3、4日です。卵はゆで卵よりも、生卵の方が保存が聞きます。

また、卵を割りほぐして冷凍は可能ですが、細菌が繁殖しやすいため、家庭での冷凍はあまりおすすめできません。

このほか、『糖質オフダイエットの味方!卵やせ』では全12個のQ&Aを掲載しているので、卵についてもっと知りたい人や、糖質オフの卵料理レシピを知りたい人はチェックを。

監修:今野裕之

こんの・ひろゆき。ブレインケアクリニック院長、一般社団法人日本ブレインケア・認知症予防研究所所長。博士(医学)、日本抗加齢医学専門医、精神保健指定医、日本精神神経学会専門医。順天堂大学修了。日本大学医学部付属板橋病院、薫風会山田病院などをへて、2016年にブレインケアクリニックを開院。生活習慣や食事習慣、環境要因、人間環境を考慮したプログラムで、患者ひとりひとりに合わせた診療を行っている。http://brain-care.jp/

【データ】
『糖質オフダイエットの味方!卵やせ』
監修  :ブレインケアクリニック院長・今野裕之
料理指導:平岡淳子
撮影  :大井一範
販売価格:1296円(税込)
発売元 :主婦の友社
https://www.shufunotomo.co.jp/

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  1. bluerainbow より:

    うわ~(;’∀’)
    赤い卵の方が栄養があると思い込んで、高いのにこっち買ってたよ…

    1+

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