【プロの汗止めテク】モデル、キャスター、舞妓…“クール美女”5人がこっそり明かした

立秋もとうにすぎ暦の上では秋なのに、暑すぎるニッポン。「汗臭い」「ベタベタする」「メイクが崩れる~」といつまで叫べばいいの? 汗をかけないあの人たちは、どうしているのか?を調査しました。

街中でポーズをとるモデル・倉橋沙由梨さん

プロはどうやって汗を防いでる?

あまりの暑さで噴き出しまくりの汗だが、そもそも汗には3つの種類がある。

【1】暑い時や運動時にかく「温熱性発汗」
【2】不安を感じたり、緊張した時の「精神性発汗」
【3】からいものを食べた時の反射反応として出る「味覚性発汗」

【1】の温熱性と【2】の精神性、いずれかの汗であれば、対処は可能と話すのは、医師の山屋雅美さん。

「大きな血管が流れている首やわき、そけい部に氷や保冷剤を当てるなどして、体温を下げる。必要以上に水分を摂らない。この2つで温熱性の汗は比較的、抑えられます」(山屋さん、以下「」は同)

また、精神性の汗は“私は汗をかかない”などの暗示も有効だが、不安を拭い去る、緊張しないように事前の準備を怠らないなどが大切だ。

「汗は私たちの体を守るために、体温の調節をする大切な機能です。不快だからと体を冷やしすぎたり、充分な水分補給をしないのは、体に悪影響を及ぼすので、注意して」

実際に、仕事柄汗をかけない”クール美女”5人に制汗対策について聞いた。

モデル・倉橋沙由梨さんが使う制汗剤とは?

モデル・倉橋沙由梨さん

CMや雑誌、ショーなどで活躍し、秋冬物のファッション撮影は夏に始まるため、炎天下でセーターやコートを着ることもあるモデルの倉橋沙由梨さんは、こう語る。

「汗を抑える工夫とともに、ホットヨガに通い、40分は湯船につかるなど、体の中の水分を常に循環させて、サラッときれいな汗をかく努力をしています。食事では海藻やトマト、きゅうりなどを積極的に食べています」

◆1時間前は水分を摂らない

「毎日1.5ℓの水を飲み、ホットヨガや入浴中はさらに炭酸水などを摂取しますが、撮影直前は水分を控えます」(倉橋さん)

「個人差はありますが、大量の汗をかいていない状態で1時間程度、水分補給を控えるのは許容範囲。ただし、のどが渇いている時は無理をしないで」(山屋さん)

◆制汗剤はスティックタイプを愛用

「スティックタイプは肌に密着するので、汗やにおいを防ぐ効果が高い気がします」(倉橋さん)

「スティックやロールタイプは肌により密着します。特に“汗の腺にフタをする”という効能を謳っているものが汗を止める効果は高いですね」(山屋さん)

◆撮影前はゆっくりと深呼吸

「緊張すると汗をかきやすくなるので、炎天下のロケでは、ロケバスの中でゆっくりと深呼吸を繰り返します。心を落ち着かせるとリラックスでき、あまり汗をかかないという実感が…」(倉橋さん)

「ゆっくりとした呼吸は副交感神経が優位になり、気持ちが落ち着き、汗がひく効果があります」(山屋さん)

キャスター・椎名真帆さんが「ブラをきつくする」ワケ

キャスター・椎名真帆さん

「屋外のイベントでは、休憩室がテントの時もあります。エアコンのない場所の汗対策は必須です。メイク崩れを防ぐためにファンデーションは薄めにしています」というのは、『南関東競馬チャンネル』(スカパー!Ch.678)のキャスターを務める椎名真帆さん。

◆「私は顔に汗をかかない」という自信がある

「あまり顔に汗をかかない方なので“私は顔に汗をかかない、大丈夫”と思い込んでいます」(椎名さん)

「“暗示”効果はあなどれません」(山屋さん)

◆制汗剤は寝る前につける

制汗剤を寝る前につけるイラスト

スティックタイプの制汗剤を使用。

「就寝中も汗をかくので寝る前のきれいな状態でつけます。朝につけるよりわき汗を抑えられ、においも気になりません」(椎名さん)。

◆ブラはきつめにつける

ブラをつけるイラスト

「ズレるのが嫌でブラをきつめにしていますが、そうすると、汗をあまりかかない気がします」(椎名さん)

「ホックを1つ縮めるだけでも効果があります」(山屋さん)

◆男性用汗拭きシートで背中や腹、胸の谷間も拭く

1時間前には現地に到着。カフェなどで涼む。

「気持ちも落ち着くし、アイスティーなどを飲むことで、本番直前に体の内側から冷やしています」(椎名さん)

元舞妓・紅子さんが浴衣の下に着ているのは?

元舞妓・紅子さん

「舞妓時代は汗に気をつけていたからか、かきにくい体質に。おかげでサウナには苦しくて入れません。昔の舞妓仲間とは“舞妓後遺症かな”って話しています(笑い)」というのは、15才で舞妓、20才で芸妓になり、現在は『京都着物レンタル夢館』に勤務する元舞妓の紅子さん。

◆扇子であおぐのはわき

扇子で脇をあおぐ舞妓のイラスト

「女性の着物には“身八つ口”といって、わきが開いているのですが、ここを扇子であおぐとすぐひんやりします」(紅子さん)

「太い動脈が通っているわきを冷やすと体が冷えるため、冷やすなら顔よりわきがいいですね」(山屋さん)

◆帯を胸の高い位置で締める

踊る舞妓

写真提供/京都着物レンタル夢館

「舞妓の帯は幅が広く、胸の高い位置で巻くことにより顔の汗が出ないといわれています」(紅子さん)

「これは半側発汗という体の反射作用。帯で上半身を締める(圧迫する)と、圧をかけた側の汗を抑えます。しかし、汗の量は一定のため、圧迫されていない帯より下は、その分、多くの汗をかきます」(山屋さん)

◆浴衣の下にはステテコ

夏は浴衣で稽古に行くが、帯を締めているため下半身の汗が気になるという。

「綿や麻の素材のステテコをはくと、汗をよく吸ってくれます」(紅子さん)。

◆保冷剤を帯にはさむ

「ケーキなどを購入した時にもらえる保冷剤をハンカチや和紙でくるみ、胸元に1~2個忍ばせていました。溶けたら捨てられるので便利でしたね」(紅子さん)

◆メイク下地はびんつけ油

生蝋を植物油で練り、香料を混ぜたものがびんつけ油。

「白塗りをする顔、首、背中の下地に顔用のものを使います。油で膜を張るのか、これでも汗が抑えられた気がします」(紅子さん)

ウエディングプランナー・伊藤公子さんがする新婦へのアドバイス

ウエディングプランナー・伊藤公子さん

客の要望に合わせ、自宅や屋外での式も多く、真夏でも空調の効いていない場所に待機することもある、ウエディングプランナーの伊藤公子さんの場合は…。

「夏場も式場では黒の長袖スーツが基本なので、わき汗をかくと白くなってしまうのが悩み。制汗剤や汗わきパッドで抑えながら、式当日は体を冷やしたり水分を控えています」

◆ベルトをきつく締める

ベルトをきつく締めるイラスト「普段、ベルトはしないのですが、着物を着ると汗をかかないと聞き、式当日だけ、穴1つ分、きつく締めています。ベルトを締める時に"今日もベルトをしたから大丈夫!"と暗示をかけます」(伊藤さん・以下伊)

「これも半側発汗の効果が期待できます」(山屋さん)

◆新婦の不安を取り除く

新婦はどんな対策をしているのか?

「当日は介添えさんや美容師さんが常に付き添っているので、汗の心配をされる新婦様には“汗をかいてもすぐに直せるので、安心してください”とお伝えします。リラックスできるためか、その一言で“意外と汗をかかなかった”という声も多いですね」(伊藤さん)

◆エアコンの風を首に当てる

「場内では、こっそりエアコンの風を首の後ろに当てるなど、少しでも体を冷やすよう心がけています」(伊藤さん)

バスガイド・桐山桃さんが食べる意外な2つの野菜

バスガイド・桐山桃さん

乗務歴21年目のベテラン、はとバス・ガイドの桐山桃さんは、今年は例年以上に酷暑対策をしたそう。

「長い時は1時間くらい屋外をご案内します。お客様と顔を合わせる仕事なので、化粧が崩れた時は下地からやり直し。そのため、汗を抑える工夫は欠かせません」

◆汗拭きシートと制汗剤を使用

桐山さんも男性用汗拭きシートの愛用者。

「冷却シートとスプレータイプの制汗剤は乗務バッグの必須アイテム。冷却シートで体を拭いてから、制汗剤をスプレーしています」(桐山さん)

汗をかいて雑菌が増えるとにおいの原因に。制汗剤は重ねるより、1度拭き取ってから改めて塗るといいでしょう。

◆トマトやきゅうりを積極的に食べる

「夏野菜を普段の食事に取り入れると体が冷える気がします」(桐山さん)

「夏野菜は利尿作用だけでなく、体を冷やす効果もあるのです」(山屋さん)

◆氷を首に当てる

氷を首にあてるバスガイドのイラスト

会社を出発する時に氷を2~3個ビニール袋に入れて首を冷やし、外を歩く際は日傘をさしているそう。

「車内は直射日光が当たることも多いので、お客様の目につかない時には、UV対策用の手袋を装着しています」(桐山さん)

「コンビニで冷えたペットボトルを買って、首に当てるのも◎」(山屋さん)

イラスト/スヤマミヅホ

※女性セブン2018年9月20日号

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