あえて面倒な生活でメタボ予防に!テレビは立って見るのも◎

「健康のためには、家事をはじめとして、常に体を動かし、活動量を増やすことが大切」と話すのは、昭和大学藤が丘リハビリテーション病院リバビリテーションセンター認定作業療法士の渡部喬之さん。

写真/アフロ

厚生労働省が発表した『健康づくりのための身体活動基準』によると、10~64才は「3メッツ以上の強度の身体活動を毎日60分で1週間に23メッツ」が必要とされ、65才以上の場合は「強度を問わず、身体活動を毎日40分以上で1週間に10メッツ」が必要とされている。

「メッツ」とは、厚生労働省が定めた、メタボリックシンドロームをはじめとする、生活習慣病を予防するための身体活動量の基準値で、身体活動の強度を示す。

「安静に座っている」が1メッツで基準となり、たとえば「食事をする」なら1.5メッツ、「ウォーキング」は3メッツ、「早歩き」は4.3メッツ、「ジョギング」は7メッツ。また、「階段を上がる」は4メッツ、「階段を下りる」は3.5メッツとなるという。

運動・医科学の権威であるミズーリ大学のハミルトン教授の研究では、日常の生活活動で消費されるエネルギーを増やせば、特別な運動をしなくてもメタボが防げるという結果も出ている。特に60代以降の人は、ちょっとめんどうな生活を意識するだけで、かなりの効果が期待できるそう。そこで“メッツ”を稼ぐためにできるちょっとした運動を紹介しよう。

歩数計をつける!

「歩数計をつけるだけで1日の歩数が平均約2000歩も増えるという研究もあります。歩くことは体力向上にとてもいいので、万歩計をつけるといいですよ」(渡部さん、以下同)

テレビはリモコンを使わず、立って見る

立っている時間を増やすと、足の筋肉や腹筋、背筋を鍛える効果がアップする。座ってテレビを見ている場合でも、1日10回程度、リモコンを使わず、チャンネルを変えるために動けば、活動量が増える。

よくかんで食べる

口を使うことは脳の活性化に効果大。

「メッツでは表しにくいですが、かむことは筋肉を使う活動です。脳も刺激するので認知症予防にもつながります」

移動は徒歩で!

車を利用することが多い人は、ちょっとした距離なら歩くように心がけよう。また、駅や歩道橋などの階段を積極的に使う、デパートなどではワンフロア上の階のトイレに行くなどの工夫も◎。

買い物はこまめに行く

例えば、週に1回買い物に行く人は、週3回に分けて行くのが◎。「買い物もウオーキングも同じ3メッツ。わざわざ歩く時間をとるのは大変ですが、買い物なら楽しくメッツを稼げますよ」。

イラスト/山本郁子

※女性セブン2018年6月21日号

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