快尿&快便が痩せのコツ!? 気になる疑問に専門家が解答

毎日、あまり意識せずに行っているトイレ。でも、快尿&快便こそが、美容と健康への近道。

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写真/アフロ

特に40代以降はさまざまなサインが現れはじめるもの。まずは自分のおしっことうんちが良い状態かチェック。体の内側からキレイになろう!

尿で体の健康を計るには?

良いおしっことは、透明な黄色でジャーッと気持ち良く出る。回数は1日3~7回、量は300~500mlが適量。「良いおしっこは透き通った黄色をしています。約3時間おきくらいに300~500mlの量が適度な勢いで排出され、排尿後はスッキリ感があります」と、女性泌尿器科専門医の関口由紀さんは話す。

悪いおしっこは、色が濃いもしくは薄かったり、濁っていたり、あるいは茶色いおしっこ。色が濃いのは水分が足りず脱水気味で、色が薄いのは水分の摂り過ぎが原因。

白濁しているのは、尿たんぱくが出ているため。腎臓の病気や膀胱炎などの可能性も。茶色の尿は血液が混ざっている可能性が。膀胱ガンなども疑われるので病院で診断を。

「40代は、排泄を司る骨盤底がゆるみ始め、尿道の締まりが悪くなるため、尿漏れや頻尿などが気になりだすとき。1日10回以上、また就寝中2回以上トイレに行く人は頻尿の可能性が。膀胱は伸縮して、本来400~700mlの尿を溜められるので、約3時間を目安にトイレに行くよう心がけてみてください。

閉経後は筋肉量が減り、さらに出産を2回以上経験した女性は加齢により骨盤底がゆるむため、尿漏れしやすくなります。骨盤底筋を鍛えることで、2~3か月で約8割の人が改善します」(関口さん)

快尿・快便が叶えてくれる3つのキレイって?

一方、良いうんちとは、黄色っぽいバナナ形でスルリと排便できるものをいう。回数は1~3日に1回、15~20cmでバナナのような形がいいとされる。

「黄色っぽいバナナ形は、腸内が善玉菌優位で弱酸性に保たれている証拠。5分以内に排便できて、イヤなにおいがなく、スッキリ爽快感があればベストです」と、『小林メディカルクリニック東京』院長・理事長で内科・皮膚科医の小林暁子さんは説明する。

体が悪いときの便の状態は?

悪いうんちは、コロコロしている、泥状、水状、色が黒い・赤いなど。ピンポン球ほど(35g以下)のコロコロした硬い便は、食物繊維と水分が不足。摂りすぎた脂分や動物性のたんぱく質が腸で充分に消化吸収されていない。

水っぽく、下痢のような状態は、消化不良に加え、水分の摂り過ぎが原因。黒いのは、腸内で出血している可能性が。赤いのは肛門付近など体外の出血。

「肌のシミやくすみ、肥満、むくみ、冷えなど、さまざまなトラブルは、実は腸内環境の悪化が原因。腸内環境が整えば、血流が良くなって肌がキレイになり、代謝も上がって全身がスッキリと引き締まります。

特に40代は、更年期を迎え、ホルモンバランスの乱れから、便秘になりやすくなる時期。筋肉量が低下するので、便を押し出す力も弱まります。毎日出ていてもコロコロした便なら、便秘の状態です。3日に1度でも良いので、爽快感をともなうバナナ形の便がスムーズに出るのが理想です」

また、関口さんと小林さんによると、快尿・快便になると、3つのキレイが実現するという。

【1】顔や脚がむくみにくくなる

「血液中の不要な成分を腎臓で濾過し、老廃物を尿として排出しています。健康に排尿できれば、老廃物を溜め込まない、むくみにくい体になります」(関口さん)

【2】血液の循環が良くなり美肌に

「便秘が解消されると、腸の消化吸収力が上がり、血行が良くなって美肌に」(小林さん)。「快尿だと良質な睡眠がとれ、肌の調子も良くなります」(関口さん)。

【3】痩せやすい体になる

「腸内環境が整うと、栄養素が効率よく吸収され、脂肪が燃焼されるので、代謝もアップ」(小林さん)。
「むくみが取れるので、1kgほどやせる人も」(関口さん)。

尿にまつわる疑問と悩みに解答!

尿漏れに頻尿など、他人には相談しにくい悩みを持つ人は多い。そこで、水の飲み方から快尿に良い食べ物まで、関口さんに教えてもらった。

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Q 1日に飲む水は、どのくらいが適量?

「良いおしっこを出すには、1日に約1.5lの水分摂取が必要です。冬は1~1.5リットル、汗をたくさんかく夏は1.5~2リットルを目安に、コップ1杯(約200ml)ずつ、朝・昼・晩と時間をおいて飲みましょう」(関口さん。以下、「」同)

Q 快尿に良い食べ物はありますか?

たんぱく質やビタミン豊富な食べ物が◎。

「頻尿などの症状は排尿機能の老化も原因。ですから、たんぱく質やビタミンを多く含み、老化を抑えて精力がつく食材を。うなぎや大豆、山いもなどが、おすすめです」

Q 水分はコーヒーやジュースでもいい?

膀胱を刺激して頻尿の原因にも。

「体内の毒素を排出するには水がいちばん。カフェインを含むコーヒーや柑橘系のジュースは膀胱を刺激して頻尿になり、水分を出すだけで、デトックスにはなりません」

Q 1日10回以上トイレに行くのは多いですか?

トイレに行きたくても少し我慢してみましょう。

「尿が少し溜まっただけでトイレに行くと、尿意を感じやすくなり、より頻尿が進みます。膀胱は伸縮する袋状の臓器なので、尿を溜める訓練をすると膀胱が伸び、尿を多く溜められるようになります」

Q 夜、トイレに何度も起きてしまいます

夜2回以上行くのは過活動膀胱の可能性も。

「夜寝ている間に、2回以上トイレに行くのは、過活動膀胱の可能性が。脳が“排尿してよい”と指令を出す前に膀胱が勝手に収縮し、頻繁にトイレに行きたくなる症状です。尿失禁へと進む前に泌尿器科で診断を」

Q くしゃみやせきをしたときに尿漏れすることが…

40才以上の女性の3人に1人が尿漏れを経験。

「40代女性に圧倒的に多いのがお腹に力が入って漏れる腹圧性尿失禁で、1/3の人が経験しています。90%以上が出産経験者で、分娩時に受けた骨盤底のダメージが閉経後に出てくるもの。ガードルでお腹を締め付けている人も要注意です」

Q 残尿感が気になります

尿が白濁していたら膀胱炎かもしれません。

「女性は尿道が男性に比べて短いので、尿道から細菌が入って炎症を起こす膀胱炎になりやすい。残尿感や頻尿、排尿痛などの症状があり、尿が白濁していたら膀胱炎の可能性が高いので医師に相談を」

誰にも聞けない便の疑問と悩みに解答!

さらに、『小林メディカルクリニック東京』院長・理事長で内科・皮膚科医の小林暁子さんが、便秘やトイレの悩みなど、相談しにくい便の悩みに解答。

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「腸の老化は自分で食い止められるもの。腸が若返れば、美肌や美ボディーを手に入れられます」(小林さん、以下「」同)。

Q 女性が便秘になりやすいのはなぜですか?

筋肉量が少なく月経があるため。

「便を出すとき、肛門に加え、骨盤底筋、腹筋、背筋を使いますが、女性は男性に比べて筋肉量が少なく、この力が弱いんです。また、黄体ホルモンが分泌される排卵後から月経前までは、柔らかい土台を作るため大腸から子宮に水分が奪われ、便が硬くなります」

Q 毎日うんちが出ません。便秘ですか?

1~3日に1回出ればOKです。

「毎日出るのがベストですが、3日に1回でもスッキリと爽快感のある排便ができれば大丈夫。むしろ毎日出ていても、お腹に張りや違和感があったり、コロコロした硬い便で不快感のある人は、便秘といえます」

Q 便の状態から分かる病気はありますか?

黒い便は腸内で出血している可能性が。

「便が黒いのは腸内で出血があり、大腸がんなどの病気が潜んでいるからかもしれません。また、今まで快便だった人が、急に便秘がちになるのは腸内のどこかが閉塞している危険が。医師の診断を受けてください」

Q いきまないと出ません…

いきみすぎると脳卒中の危険も。

「5分以内にスルリと排便できるのが理想。思いきりいきまないと出ない時点で便秘気味です。息を止めていきむと脳卒中の危険があり、全身の血流も悪くなるので要注意」

Q 更年期から便秘がちになった気が…

女性ホルモンのバランスが乱れ、便秘気味に

「更年期を迎えると女性ホルモンのバランスが乱れ、自律神経の働きも悪くなります。腸が収縮して便を移動させる蠕動運動は、まさに自律神経の働きによるもの。この働きが低下するので便秘になりやすく、更年期特有のストレスなども原因のひとつに」

Q 便を出してもお腹が張ってる感じがします

食物繊維の摂り過ぎが原因かも。

「“積極的に食物繊維を摂ってもお腹が張る”という患者さんの声をよく聞きます。これは便のかさを増やす根菜やいも、豆や玄米など不溶性の食物繊維ばかりを摂っている場合が。水分が多く使われ便が硬くなり、お腹が張る感じがします」

Q うんちのにおいが臭くて気になります

良いうんちはイヤなにおいがしません。

「便やおならがにおうのは便秘の証拠。食べ物が腸内に長くとどまり腐敗するため、悪臭を放ちます。さらに進行すると、口臭や体臭の原因にもなるので、便秘を解消することが必須です」

※女性セブン2014年1月30日号

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