2005年に11.5分だった1日の平均湯船入浴時間は、今や9.7分に(花王調べ)。短い時間で効率よく美と健康を手に入れる入浴法を身につけるべし。

ダイエットエキスパートの和田清香さんが「レギンス入浴」を伝授!
350種類以上のダイエットを試した達人が編み出したのは、なんとレギンスをはいたままお風呂に入る方法だ。続けることでお尻やふくらはぎなど気になる下半身がほっそりするらしい。
はいて入浴するだけの楽ちんダイエット
レギンス入浴を教えてくれるのは、ダイエットエキスパートの和田清香さん。若いころは、数々のダイエットにトライしては失敗を繰り返していたという。「お風呂なら毎日の習慣にしやすいし、さらにラクして効果を上げるには…」と考えたのが、レギンス入浴だ。
「レギンスの着圧と、お風呂の水圧のダブルで、下半身に圧がかかり、血流が促され、むくみがスッキリします」
入浴の前後でウエストが4cmサイズダウンしたことも。下半身の血流がよくなり、汗をかきやすい体質になったことで、食事制限せずにやせ、リバウンドは一切なし。
レギンス入浴に加えて、湯船でマッサージやエクササイズをプラスすることで、引き締め効果がさらにアップ。
「マッサージは、足先から上に向かって順番に行ないましょう」(和田さん)
レギンス入浴には、こんなメリットがあるという。
・着圧&水圧で引き締め
・下半身がほっそり
・むくみがスッキリ
・セルライト撃退
・湯冷めしにくい
基本のレギンス入浴
着圧タイプのレギンスを用意して。レギンスなしでも、お風呂の入り方やエクササイズすることでダイエットに◎。
【1】 全身浴で約3分
レギンスをはき、38~40℃のお湯に肩まで浸かって全身を温める。
【2】 半身浴で約5分
みぞおちまで上がって半身浴。ここでエクササイズやマッサージを行うと効果的。
【3】全身→半身浴を繰り返す
肩まで浸かる→半身浴をあと2回。交互に行うことで代謝アップに。
【4】レギンスを脱いで湯船へ
レギンスを脱いだら、体や髪を洗って最後に湯船に浸かる。
基本を押さえたところで、続いて「下半身やせ」&「ヒップアップ」に効くエクササイズにトライ!
お風呂の浮力を利用してお尻を左右にねじるこのエクササイズは、むくみ解消やウエストのくびれにも効果的!
お風呂で簡単引き締めエクササイズ
ダイエット効果をさらにアップさせるお風呂エクササイズはこちら。レギンスをはいていなくても効果あり。
お風呂の中で膝を立てて座り、腕で体を支えてお尻を浮かせ、お尻を左右に振って体をひねる。往復10回。
たるんだ下腹をシェイプ
お湯の中で四つん這いになり、お腹を引っ込める。
「膝を浮かせることで引き締め効果がアップします」
【1】湯船の中で四つん這いになる。体が浮いてしまわないように、お腹に力を入れる。
【2】腹筋を使って膝を浮かせる。腕の力に頼るのではなく、お腹を上に持ち上げる感覚で20~30秒キープする。
バスタブで毎日実践を!やせるマッサージ
マッサージを加えることで、血液とリンパの流れをスムースにして老廃物もスッキリ。心臓から遠い場所から始め、各パーツ左右とも5回を目安に行なって。
【足首】
足の指の付け根に、手の指をグッと入れ込み、足首を回す。左右両方10回程度。
【ウエスト】
両手のひら全体を使い、ぜい肉を後ろから前に押し流すように。
【ふくらはぎ】
両手でふくらはぎを包むようにしながら、くるぶしから膝下までさすり上げる。
【太もも】
両手のひらで太ももをつかみ、交互に大きくひねる。老廃物を流すイメージで。
【二の腕】
腕の下の肉を手のひらでつかみ、もみほぐしながらひじからわきに移動。
撮影/楠聖子
※女性セブン2017年11月16日号
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