インストラクターやモデルなどのプロにとって、健康で美しいボディを保つのも仕事のうち。
今回は、ヨガインストラクターでアーユルヴェーダ講師の福田真理さんが登場。
会社員時代にヨガに出合った福田さんは、ヨガへの理解を深めるために、米国・アリゾナ州のセドナなどでアーユルヴェーダを学習。自身の普段の生活にもこれを取り入れているそう。
そこで、食、運動、健康のジャンルで、彼女が実践している”美痩せ習慣”を教えてもらった。
【FOOD】アーユルヴェーダの食事法で、自然と”痩せ体質”に
普段の食事はシンプルに、旬の野菜を使ったスープと野菜炒めなど。体調と気分に合わせて、スパイスを取り入れています。特に万能薬ともいわれるターメリックは、体内のデトックスに◎。いつも小さな瓶に入れて持ち歩き、食事にちょい足ししていますね。
私の食の基本にあるのは、アーユルヴェーダの考え方。そのおかげで基礎代謝が上がり、自然と太りづらくになった気がしています。便秘症やガスがたまりやすい体質も改善。会社員時代に比べると、体重は2、3kgほどしか減っていないのですが、確実に体脂肪が減少していますね。
ヨガインストラクターで、アーユルヴェーダ講師の福田真理さんに”美痩せ”を保つ生活習慣を教えてもらった。
【WORKOUT】毎朝15分、股関節と肩甲骨周りをストレッチ
現在、定期的にヨガを教えているのは、週に1回。夜のクラスで仕事帰りに来る人が多い。自分自身も会社員だったので、体のどの部位が疲れているのか、よくわかる。
だから日中の疲れを和らげて、心地い眠りへと導くようなポーズを多めに。ただし、寒い時季にはヒートアップして、クールダウンでリラックス、というように、季節に応じて変化をつけています。
自分自身の運動は、毎朝15分ほどストレッチで体をほぐす程度。脚がむくみやすいので、股関節の柔軟性を上げたり。また、寝起きは背中がガチガチに固まってしまうので、「キャット&カウ」など、肩甲骨周りをほぐすポーズを。それも生理のときは無理せず、でお休みにしています。
【BODY&MIND】フェンネルとペパーミントで便秘を改善
寝不足だと便秘になりやすい体質なので、最低6、7時間は睡眠を確保したい。できる限り、24時前にはベッドに入るように心がけています。
それでも便秘になってしまったときは、アーユルヴェーダのお薬を。また、便秘改善への効果が期待できるフェンネルの種を、お茶にして飲んでいます。ペパーミントもお腹のガスを鎮め、消化を促す作用があるので、食後に摂ると◎。これもお茶としていただいています。
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今回のスリム美人:福田真理さん
ふくだ・まり。ヨガインストラクター、アーユルヴェーダ講師。世界的に著名なアーユルヴェーダの名医・ヴァサント・ラッド師が校長を務める「The Ayurvedic Institute(ザ・アーユルヴェーダ・インスティチュート)」のもとで学び、米国ナショナル・アーユルヴェーディック・メディカル協会(NAMA)のプロフェッショナル・プラクティショナーの認定資格をもつ。ヨガの指導は、アーユルヴェーダに基づいたハタヨガやマルマヨガなどがメイン