インストラクターやモデルなどのプロにとって、健康で美しいボディを保つのも仕事のうち。
今回のスリム美人は、東京・銀座のEMSワークアウト専門スタジオ「Evolv(エヴォルブ)」で、トレーナーを務める大黒理絵さん(33歳)。2児の母でもある彼女は、2回の産後ダイエットに成功した経験も。子育てをしながら体型維持をするコツについても教えてもらった。
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FOOD/夜は炭水化物抜きのダイエットで、14kg減を達成!
28歳と30歳のときに出産を経験。妊娠時は2回とも”食べづわり”で、1日5、6食ほど摂っていました(笑い)。そのため2回とも、産前は50kg、産後は64kg、と14kg増に。
1児目のときには食事制限を行なったら、1か月後には49kg、と出産前より軽い体重に。2児目のときは子育てに没頭していたら、4か月経っても体重が変わらず…。あわてて前回と同じ食事制限をはじめたら、スルスルと体重が落ちました。
食事制限のコツは、栄養バランスよく3食を食べながら、夕飯の「糖質」を抜くこと。これは現在でも継続しています。糖質を抜く分、おかずを多めに食べるようにすると、空腹感に悩むこともありません。
また、「たんぱく質」を多めに摂取するように心がけていて、鶏肉のささみと卵を冷蔵庫に常備。特に卵は大好きなので、おやつも含めて、1日5個は食べています。さらにプロテインを、トレーニング後や朝食代わりに飲んでいます。
このほかの必須食材といえば、ミネラルや食物繊維が豊富なワカメ。ザクザク切った大根やきゅうりなど、シラスと和えて、和風サラダにすることが多いですね。
EMSワークアウト専門スタジオ「Evolv(エヴォルブ)」のトレーナー、大黒理恵さん(33歳)に、子育てをしながら、体型維持をするコツをうかがった。
【WORKOUT】通勤時にもトレーニング。”宅トレ”は高負荷・短時間で
2人の子どもを抱えているので、時間をとって、ジムでトレーニングするのは難しい。基本は、20分ほどの”宅トレ”。短時間で効率よく効果を得るために、アブローラーやチューブで運動強度を上げています。
また移動時間にも、意外とトレーニングできるもの。私はエスカレーターやエレベーターを使わず、階段を利用。重量20kgほどのリュックを背負い、走って2段飛ばしすることで負荷をアップ。地下深くにホームがある大江戸線を利用しているので、やりがいもばっちりです。周りの人には不審に思われている気もしますが(笑い)。
実は3か月前まではくびれのないウエストでした。新しいスタジオで指導をするにあたり、「これじゃダメだ!」と(笑い)。そこで宅トレで、お腹の「腹直筋(ふくちょくきん)」、お尻の「大臀筋(だいでんきん)」や「中臀筋(ちゅうでんきん)」、太ももの「ハムストリングス」を集中的に強化。「お腹を出したコーデをしたい」というのも、ボディメイクのモチベーションになりましたね。
大黒さんのジムバッグの中身を拝見!
大黒さんのジムバッグは、米国・カリフォルニア生まれのスポーツ&ライフスタイルブランド「OAKLEY(オークリー)」のバックパック【2】。持ち物は、化粧ポーチ【4】と財布【5】、フィットネスウェア【1】を2、3セットと、ウォーターボトル【6】、プロテイン【7】、とミニマム。加えて普段は、ノートパソコンとアダプタ類も持ち歩いているとか。
「タイツは『Reebok(リーボック)がお気に入り。生地のフィット感が抜群です。アイライナー【4】は『デジャヴュ』のものを愛用。汗をかいても落ちないので、スポーツ女子にオススメですね」
大容量のウォーターボトル【6】は「ブレンダーボトル」のもので、1300mlが入る。トレーニング中には、クエン酸を加えて、疲労回復を図るそう。
写真/瀬尾直道
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今回のスリム美人:大黒理絵さん
おおぐろ・りえ。EMSワークアウト専門スタジオ「evolv(エヴォルブ)」のトレーナー。トレーナー歴は12年で、女性向けダイエット専門サロン「Platinum Body(プラチナボディ)」で、パーソナルトレーナーとして勤めてきた経歴をもつ。そんな大黒さんが必ず守っているルールは、6時間の睡眠。「疲労回復のためにも重要。眠ると嫌なことも忘れられるので、心身ともに元気を維持する秘訣ですね」