糖質制限ダイエットに警鐘 視力低下や死亡率が高まる恐れも

「あまりにやせたので、出川(哲朗)さんに松村だと気づかれなかったんです!」――9月13日に行われた会見で、ダイエットに成功した喜びをこう語ったのは松村邦洋(50才)。トレーニングジム『RIZAP』による肉体改造で110kgあった体重を30kg減量した80kgとなり、スッキリとした体形はたしかに見違えた。

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過激ダイエットに注意!病が忍び寄る(写真/アフロ)

RIZAPといえば、石田えり(56才)、森永卓郎(60才)、エド・はるみ(53才)、赤井英和(58才)など、あまたの有名人を全盛期さながらのスリム体形に導いてきた。特徴的なファンファーレとともに生まれ変わったような晴れやかな表情で美ボディーを披露するCMが印象的だ。

RIZAPでは会員1人1人に専属トレーナーが付き、「低糖質の食事」と「筋力トレーニング」をマンツーマンで徹底指導。現在、こうした手法を取り入れてダイエットを指導するジムが増加中である。

目立つのはジムばかりではない。日本全国で糖質制限ブームの勢いが止まらない。大手牛丼チェーン『松屋』と『すき家』が相次いで低糖質メニューを開発すれば、回転すしチェーン『くら寿司』は酢飯の代わりに酢漬け大根を使用するお寿司を販売。いずれも健康意識の高い女性客を中心に大人気という。

だがそこには大きな落とし穴がある。RIZAPのように、専属トレーナーの指導の下、行うのではなく、“糖質制限”だけを自己流で模倣し、短期間で急激に体重を落とそうとすると思わぬリスクが生じるのだ。

都内在住の主婦、桜井美緒さん(仮名・55才)が語る。

「炭水化物を一切食べないダイエットをしたら1か月で7kgやせました。それで喜んでいたら、ある時から目がかすむように。急いで眼科に行ったら、視力が落ちていました。先生に原因を聞くと『ダイエットの影響かもしれません』と言われました…。もともと裸眼だったのですが、この件で、眼鏡が手放せなくなってしまいました」

会社員の笠木遥さん(仮名・48才)も肩を落とす。

「1日1食の糖質量を30gに抑えるダイエットを死ぬ思いで2か月続けたところ、10kg減量。達成したときは嬉しかったものの、数日後にお風呂場に落ちている髪の量を見てぞっとしました。すごい量の髪が抜けていたんです。急いで食事を元に戻したのですが、しばらく髪は抜け続け、見るも無残な姿に」

きれいになるためにダイエットを始めたのに、身も心もやつれていく。

長期的に糖質制限を続けると死亡率は1.3倍に

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