血糖値上昇を抑える「酢」 ビタミンC破壊を止める効果も

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写真/アフロ

さらに、脂肪を減らす効果もあるという。

「酢にはアルギニンという脂肪の合成を予防するアミノ酸や、脂肪を分解する作用があるペプチドが含まれています。太り気味の人が毎日大さじ1杯の酢をとったところ、内臓脂肪や体重、血液中の中性脂肪が減少したという研究結果があります。利尿効果もあり、水太りにも効果的です」

塩味を引き立て減塩効果

厚労省が目標とする1日の塩分摂取量が男性8g、女性7g。しかし、女性の平均摂取量は9~11gというデータがある。塩分を摂りすぎると、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞といった生活習慣病の原因となるばかりか、むくみなども引き起こす美容の敵でもある。井上さんは「酢を上手に活用すれば、塩分の摂りすぎを防げる」とアドバイスする。

「酢の酸味には塩味を引き立たせる効果があります。味つけをするときに塩やしょうゆの量を少し減らし、代わりに酢やだしをプラスするといいですね」

ちょい足しでサッパリ

気候の変化に体がついていけずグッタリ…。疲れて食欲もない、そんなときこそ、酢を使った料理で乗り切ろう。

「多くのかたに経験があると思いますが、酢の酸味や独特のツンとした香りは味覚や嗅覚を刺激して、脳の摂食中枢に働きかけ、食欲が増進します」

酢は油っこさも軽減するので、中華料理や肉料理などを食べる時に少し酢を足すと、サッパリと食べられる。

肉や魚の臭みを消す

さらに、酢は味付けだけでなく、調理の下準備にも使えるアイテムだ。肉や魚を酢水で洗うか酢水につけてから調理すると、臭みがとれるというメリットがある。

「酸性である酢は、においの原因となるトリメチルアミンなどのアルカリ性成分を中和し、においを消します。また、酢はたんぱく質を分解するので、肉を焼く前に酢を加えた調味液に浸しておくだけで、やわらかくなるんです」

食材の色を鮮やかに

また、野菜の見た目をきれいにするのもお酢の力。

空気に触れると色が変わるれんこんやごぼうなどは、酢水に5~10分つけておくだけで変色を防ぎ、白さが引き立つ。なすも酢を少し加えて炒めると、色鮮やかな仕上がりになり、“見た目でおいしい”を感じられる。

秋にも多い食中毒予防

そして、秋になり気温が下がったからといって安心できないのが食中毒。最近では、0-157感染のニュースも大々的に報じられるなど、引き続き気をつけたい。

「酢酸には殺菌作用があり、食中毒を引き起こす大腸菌やサルモネラ菌、0-157にも効果があることがわかっています。酢と水を1対1~1対2くらいの割合で混ぜて、調理器具の殺菌に使ってもいいし、お弁当の具材に酢を加えると安心です」

米を炊くときに少し酢を加え、おかずの味付けに酢を使うと安心。

※女性セブン2017年10月12日号

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