ヨガインストラクターとして活躍中のチアキさんが、体を休息モードに切り替える「夜活ヨガ」を伝授。

「ヴィンテージヨガジャンプスーツ」1万7280円/ヨギー・サンクチュアリ
今回は、体側を伸ばし、股関節を開く「扇のポーズ」。骨盤矯正をはじめ、脚痩せやお腹痩せにも役立つから、ダイエット中の人は眠る前に取り入れて。
【チアキさんのヨガレッスンは、ほかにも!】
●【夜活ヨガ】ほっそり美脚に!下半身デブ改善に役立つ「牛の顔のポーズ」
●【夜活ヨガ】肩・首のコリも改善!痩せ体質に導く「お魚のポーズ」
●【朝活ヨガ】体幹を強化!ぽっこりお腹改善に役立つ「ハイランジ」
●【朝活ヨガ】下半身を引き締め!骨盤の歪みを正す「三日月のポーズ」
* * *
リラックスの鍵は、緊張と弛緩。体をしっかり伸ばそう
ヨガの基本は、筋肉の緊張と弛緩。これにより血流の流れを改善し、酸素を全身に行き渡らせたり、
今回教える「扇のポーズ」は、しっかりと体側を伸ばすことで体幹部の筋肉をほぐします。また、背骨をストレッチさせながらもツイス
また、むくみの原因となるリンパ節の詰まりを改善してくれるのも、このポーズのいいところ。股関節と胸を開き、わき腹を伸ばすことで、鼠蹊部(そけいぶ)と脇の下にあるリンパ節を刺激。下半身のむくみ、肩や首のコリなどを改善するのにも役立ちます。
ゆっくりと呼吸をしながら行うことで、体の外側と内側の疲れを癒しましょう。
体側と股関節を伸ばす「扇のポーズ」は簡単にできて、心地いいのもポイント。お休み前に取り入れることで、1日の疲れをとリましょう。
下半身のむくみ改善に役立つ「扇のポーズ」

お尻の座骨は床にぺったり。骨盤は垂直に立っている状態に
【1】脚を組んで座る

左脚はかかとを蹴り出すように。つま先は上向きに
【2】左脚を伸ばして、外側に開く。右脚はかかとを恥骨に合わせるよう、膝を曲げる

左手は届けば左足のつま先をつかむ。難しい場合はそちらの方へ伸ばすだけでも
【3】左の胸を天井に引き上げるようにしながら、上体を傾ける。このときに、右のお尻が床から離れないように意識する

目線は指先
【4】吸う息で右腕を天井へと伸ばしていく

右の体側を伸ばしながら、左肩が脚の内側に来るように上体をねじる。このときもお尻の座骨を意識して
【5】息を吐きながら、左の体側を左の脚に近づけ、二の腕の内側を耳に近づけるように右腕を伸ばす。左胸が床向きにならないように注意
【6】下腹部を背骨の方向に引き上げるようにして、胸を開き、しっかりストレッチ。そのまま5回ほど、ゆっくりと呼吸を繰り返す
【7】【1】の姿勢に戻り、反対側も同様に【2】〜【6】を行う
POINT!お尻は床につけたままキープ
【3】〜【6】で上体を傾けるときに、お尻が浮いてしまうと、効果的なストレッチにならない。バランスの調整も得られなくなるので、どうしても浮いてしまう場合は、お尻の下にバスタオルやブランケットなどを敷いて、高さの調整を。
動画を見ながら「扇のポーズ」にトライ!
「扇のポーズ」は、わき腹を伸ばすので、肋骨まわりの筋肉が緩み、肺が膨らむための余地が生まれます。その結果、酸素をたっぷりと取り込みやすくなるので、リラックス効果も抜群。眠る前にトライしましょう。
文/Kano Numata 写真・動画/瀬尾直道
衣装協力/ヨギー・サンクチュアリ 取材協力/スタジオ・ヨギー
【チアキさんのヨガレッスンは、ほかにも!】
●【夜活ヨガ】ほっそり美脚に!下半身デブ改善に役立つ「牛の顔のポーズ」
●【夜活ヨガ】肩・首のコリも改善!痩せ体質に導く「お魚のポーズ」
●【朝活ヨガ】体幹を強化!ぽっこりお腹改善に役立つ「ハイランジ」
●【朝活ヨガ】下半身を引き締め!骨盤の歪みを正す「三日月のポーズ」
チアキ
1986年生まれ。ヨガインストラクター、コンテンポラリーダンサー。日常生活をより豊かにするために丹田への意識を深め、
ヨガスタジオ「スタジオ・ヨギー」の新宿EASTやTOKYO、渋谷スタジオ、などでレッスンを担当し、脳生理学者・有田秀穂博士が代表する「セロトニンDojo(ドージョー)」
【関連する記事をチェック!】
●【顔ヨガ1分動画】ブルドックライン撃退&ダイエットの救世主「おいしい顔」
●芝生やビーチでシェイプアップ。”外ヨガ”にぴったりの「ヨガウェア」8選
●着心地重視でセレクト!人気ブランドの大人女子向け「ヨガウェア」6選
●【体験レポ】人気のSUPヨガに挑戦!痩せ体質の基本・体幹を強化
●食べ過ぎたときの対処策は?スリム美人・里見茜さんの【美痩せ習慣】